と、いうわけで、
本日もワルシャワ残りの旧市街写真逝ってみたいと思います。
いや、予てから観光地が嫌いな私、観光地が好きになるということは滅多にありませんが、ワルシャワ旧市街はかなり私のツボです。観光地にこんなに足繁く通ったのは久々かもしれんです。
んで、やっと第3回目の撮影で天候に恵まれ、健全な「旧市街」の写真を撮ることが出来ました。
Pentax K-x/ Carl Zeiss Jena DDR Pancolar 1.8/50 MC
しかし、何度も申し上げている通り、いっくら国連の世界遺産の指定を受けていようが、以前の町並みを復元した「観光地」ですんで、いわば「造られた」世界。ちょうど千葉県の佐原がそうであったように、一歩路地を入ると、現代的な町並みがそこにあって、夢の世界の「寝耳に水」が見事に現実へと引きずり戻してくれます。
Pentax K-x/ Carl Zeiss Jena DDR Pancolar 1.8/50 MC
しかしこれだけ精緻な復元を体感すると、そうした現実に戻ってもイマジネーションが脳裏をぐるぐる回って離れず、こうした町並みが果てしなく続いている世界を想像してしまうから不思議ですね。
Pentax K-x/ Carl Zeiss Jena DDR Pancolar 1.8/50 MC
ナポレオンがワルシャワ入りした時に通ったという縁起のある、狭い階段の路地です。実は渋谷の実家のすぐ脇にも階段の路地があって、なんとなく懐かしいような気がいたしましたが...
Pentax K-x/ Pentax SMC-A 28mm F2.8
骨董品屋です。たまたま立ち寄ったのですが、結構古い東ドイツ製カメラを沢山置いていました。しかも状態が良く、思わず買ってしまいそうになりましたが、アグファは蛇腹がちょっと気になって二の足、プラクチカはレンズが曇っていましたので、残念ながらパスでした。しかしアグファはなんとも心残りで、一週間後の日曜日に再度この店に戻りましたが、売れてしまっていました。やっぱりね。
Pentax K-x/ Carl Zeiss Jena DDR Pancolar 1.8/50 MC
こちらも懐かしいシトロエン。結婚式の披露宴かなんかで旧市街に乗り入れていたようでした。旧市街には何軒もの教会が軒を並べており、この界隈での結婚式はステータスシンボルとなっているようでした。
このほかにも結婚式の様子を何枚か撮りましたが...
Pentax K-x/ Carl Zeiss Jena DDR Pancolar 1.8/50 MC
やっぱりというかなんというか、ウクライナの正教の結婚式とポーランドのカトリックの結婚式はかなりの違いが見られましたね。ま一歩教会を出てしまえば、あとは万国共通かもしれませんがね。
んで、その披露宴が行われるレストラン系なんですが、こちらもかなり味のあるレストランが軒を並べています。
Pentax K-x/ Sigma 18-200mm F3.5-6.3 DC Macro
暗いんで、例によって...
Pentax K-x/ Sigma 18-200mm F3.5-6.3 DC Macro/Luminance HDR
私は専らカフェやキオスクで買って歩きながら食事をしましたが、カフェやキオスクもまた味があって良かったですね。
Pentax K-x/ Pentax SMC-A 28mm F2.8
Pentax K-x/ Carl Zeiss Jena DDR Pancolar 1.8/50 MC
Pentax K-x/ Carl Zeiss Jena DDR Pancolar 1.8/50 MC
ちなみに旧市街の広場からは、川の対岸に遠くEURO 2012 (欧州サッカー選手権)の会場となる競技場が見えます。ちなみに2012年の大会はウクライナとポーランドで共催とのこと。出がけに通ったキエフも空港近辺で工事が進んでいるようでした。
Pentax K-x/ Sigma 18-200mm F3.5-6.3 DC Macro
てなわけで、本日もワルシャワ観光地写真でした。
もう一発イケそうな量の写真が現像済みですんで、今日中にもう一回逝って、ポーランド編をいい加減終わらすかもしれんです。