ロードレーサー
実家に帰って来た、ということで、私が中高4年分のお年玉を全額注ぎ込んで作った自転車を撮影しました。当時ツール・ド・フランス等欧州レースでは、フィニョンが大活躍していた記憶がありますが。。。そんな欧州のロードレースに憧れて、BMX全盛の当時、敢えてロードレーサーを作ることにしました。以来、20有余年の時が流れました。気付けば親父の私。Tarachan21cさんやかおちゃんさんに刺激されて、いよいよ懸案の再生プロジェクトに乗り出そうか、というところだったのですが。。。こんな無様な姿に。。。納屋と化しているビニールハウスに。「2年前に台風が来た時、全部飛んじゃってさぁ。ごめんごめん」とは親父言。今回初めて見たときは、大いに動揺しました。。。フレームは、12歳当時、実家(渋谷)近辺のゴミ捨て場で見つけた「お宝」の一つです。当時の価格で20万円前後のお宝。こんなもんに出くわすことは、今はもう無いかもしれません。。。コロンバスチューブに、カンパニョーロの台座、そしてハブはDuraAceでしたが、さびが酷く、フレームだけを残し、残りの部品を毎年正月のお年玉で買い足して、足掛け4年でくみ上げました。シマザキという、当時老舗のブランドなんですが、今もあるのでしょうか、ね。買い足したのは、ほぼ全てShimano600。当時新発売でした。台座がカンパなんでスカスカだけどちゃんと使えましたが。。。もう動かなそうですね。当時は、このコロンバスのチューブが最高峰とされていましたが、現在はハテどうでしょうか。。。セラ・イタリアのスーパー・レジェラ。これはもうダメですね。。。3tのステム。かなり剛性が高く、操作性は抜群でした。ハンドルはチネリという、定番コンビ。これだけでロードマンと同じぐらいかかりました。。。これ位なら使えそうですが、あんまりみっともよくないかも。チェンホイルは真円タイプですんで、tarachan師範とは違いますが。フロントディレイラーは105。とにかく早く完成させたかったので、予算内で納めるための苦肉の策でした。チャンピオンのリムにマビックのチューブラー。中坊だった私の精一杯でしたが、社会人の現在、やっぱりカンパSRで揃えて見たい気もします。。。再生プロジェクト、手強そうです。。。