サブウェイ123 激突
地下鉄職員vs.ハイジャック犯──二人の〈頭脳〉が激突するポイントが貯まっていたので無料鑑賞してきました。この作品、最高の監督とキャストが集結してます。僕は豪華だと思いますよ。最近は昔ながらのジャック映画がなかったので楽しめました。1974年の『サブウェイ・パニック』を『デジャヴ』などのイギリスの名匠、トニー・スコット監督がリメイクしたサスペンス。いやはや、悪役のジョン・トラヴォルタの演技がすごく光っていました。この人、こんなに演技うまかったっけ?と思うほどですよ。この人は悪役が似合ってるね。黒いサングラスがかっこよすぎです。彼の演技は共感させてくれる。悪役が自分の苦労を語るんですがそこに共感できる。俺はこんなはずじゃなかった!などのセリフがさらに良い。ニューヨーク市長に現金を要求し、「市長は高そうなスーツ着ていていいなぁ。俺みたいな奴は一生かかっても買えないよ。」とイヤミを言いまくります。しかもそれは地下鉄職員や刑事など全員聞いています。ちょっとスッとするのが本音なんですよ。こいつ良い奴だなぁ。と思います。最後の方ではもしかしてこいつ良い奴なんじゃね?と思ってしまいました。主役のデンゼル・ワシントンより悪役の方に目がいってしまってしょうがなかったです。前回の『トランス・ポーター3』みたいになりました。しかし悪役のジャンルが違う。今回の悪役は悪だけど良い奴なんです。いや、まじこんなスッキリした人が居たら、友達になりたいですよ。居たとしてもアメリカのどこかですけどね。日本人は・・・なんかしょぼいです。とにかく悪役の演技を楽しみたいならこの映画をオススメします。オススメの1本です。 トニー・スコットGJです。次回作も期待しています。【ストーリー】午後2時、ニューヨーク地下鉄運行司令部で働くガーバー(デンゼル・ワシントン)は、ペラム発1時23分の電車が緊急停止したことに気付く。しかも、その電車はなぜか1両だけほかの車両と切り離されて停止していた。胸騒ぎを覚えたガーバーが無線連絡すると、ライダー(ジョン・トラヴォルタ)と名乗る男が人質19名の命と引き換えに、残り59分で1,000万ドルを市長に用意させるよう要求してくる。劇場に行ったら僕含めて3人しか居ませんでした。→→