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『ダメな女』という本を読んだ。
吸い寄せられるように手に取ったのは、 自分がダメな女であると自覚しているからだろうか。 私はダメだなぁ、と思っていても、 何がどうダメか、具現化できない。 これもダメあれもダメ、 もっとこうだったらいいのに、 小さい小さいポイントはたくさんあるけれど。 だけど、なんとなく私ってダメなんじゃないかなぁ、 とは思っている。 ダメ男というのは典型的なタイプがある気がする。 だけど、ダメな女というのは、その典型がないようだ。 私はダメではない!と根拠のない自信を持つよりも、 私はここがダメであると自覚し、 それを何とかするようにするべきなのだろうか。 愛すべき欠点というのももちろんあるだろうけれど。 私には、憧れというか、無謀な理想が一つある。 叶わないだろうとも思っている。 「姫君」になることだ。 何を言っているのか、と思われるだろうけれど。 いや、別に白馬の王子様に迎えられたいとは思わない。 ただ、ある程度わがままを言えて、甘やかされたいだけだ。 「ただ~だけ」というにはおこがましいけれど。 相反する感情が同居している。 人ってそういうものか。 ダメだと自覚しながら、愛されたいと思う。 ダメから抜け出すことも、 誰かからこの上なく愛されることも、 とりあえずは望めない気がするけれど。 今週もはじまった。 移動の多い一週間になる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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