今日は休日。
午前中はまぁ、仕事っちゃ仕事をしていたけれど。

夕方から、団の練習。
コンクールとなればやはり精密さは上がってくる。
私のあまり好きではない練習へとシフトしてくる。

ピッチをあわせて、
縦の線をあわせて、
音色をあわせて。

そんな練習は当たり前のことだけれど、
実はうちの団はそういう練習を今まであまりしていなかった。

今年はリベンジ。
気合を入れなおして。

だけど。
合わないのよ～！
何がってピッチ！！（その他も）
同じ楽譜を新しく吹くことになった人と。

その人が初見だったのもあるのかもしれないけれど。
ホンットストレスたまった。
どこを基準にして、どこに近づければいいのか、
さっぱりわからない…

私が基準になればいいのか、
相手にあわせればいいのか。
もはやチューナーは意味をなさない。


コンクールの時期は楽しいだけじゃ乗り越えられない。
好きだけど、嫌いになりそうな瞬間も訪れる。
ストレスもたまる。


大学生の時も、投げ出したくなることがあった。
一つの音楽を作り上げるのには、
歩み寄ることも必要なのに。
どちらかだけ努力しても限界があるから。

本番直前になって、
それまでの努力が意味をなしていなかった、と気付き、
脱力感や虚無感を味わったこともあった。


ノリや勢いだけじゃ乗り越えられないコンクールだからこそ。
こういう練習は必要なんだけれど、
満たされる瞬間までの道のりは遠いなぁ、と切に思った。


＊　＊　＊

さて。

満たされる

という基準は人によって違うだろうけれど、
どういうところで満たされる気持ちになるかというのは、
実は予想ができなかったりもする。

何かを渇望していて、
それが潤った時に満たされる、と思うのか。

何気ないところで、
さりげなく幸せな感情を思い出して、
満たされた、と思うのか。



抱きしめられたり、
キスをされたり。

そういうことよりも。

手をつないでそばにいる。

そういうことで胸がいっぱいになって、
満たされる、ということもきっとあるのだろう。


恐怖感も満足感も嫌悪感もなにもかも。
精神的な問題なんだから。


ああ、恋愛がしたい。
疑問符が付きまとう感情は、困惑するだけ。