飲みに行った。

かなり凹んだ。


仕事の関係者だったけれど、
何度も飲み会を重ねて、
少し心を許していたところがあったんだろう。


気を許して、
素の自分を見せてしまったのがダメだったんだろう。


私は元来ペシミストだ。
（って、少し前の日記にも書いたけれど）
そうでもなくなったなぁとなんとなく思っていたが、
奥底では相変わらずのペシミストなんだろう。

私の言い方が悪かったのか、考え方を否定されたのか、
よくわからないけれど、
もともとそういう人だったのかもしれないけれど、
吐き捨てるように私を否定しまくった、ように聞こえた。


「なんだ、中学、高校から成長してないじゃない」
「そんな人生、明日死んだら、いやじゃない？」
「それが言えないようじゃ、全然だめ」


自分の価値は、
ある程度周りから評価されて決まる部分もあるのかもしれないけれど、
それでも、幸せかそうじゃないかとか、
充実しているかしていないかとか、
満足しているかしていないか、なんていうことは、
自分で判断することではないかと思うわけで。

今私のプライベートは、
例えばコンクールがあったり、
例えば好きな買い物に行ってみたり、
例えばジムに通ってみたり、
表面的にはとても充実しているように見える。

だけど、
精神的に充足しているかといったら、
即イエスとは言えない。


いろいろストレスがたまっているのがものすごく分かる。
仕事のストレスが主だから、
誰かに吐き出したいときもある。
その愚痴が腹黒いことももちろんある。

…だけど、それはためておかなくちゃいけないと気付いた。
私は素の部分は見せてはいけない人間なんだと改めて思った。


何度か、こういう思いをしたことがある。
まじめな話はしちゃいけない。
真剣な思いを語り合うのはものすごく難しい。
浅はかだった。




女らしく生きることは無理なんだって。
結婚しても主婦になったら気が狂うんだって。
誰かをやさしく包み込むことも無理なんだって。
付き合うことのできる男なんていないって。
特異な存在として見られてしまうのも納得だって。



なんで、こんなにやっつけられなくちゃいけなかったんだろう。
それでいて、何も話せなくなって、
口数が減るのも仕方ないと思うのだけれど、
それでも、私は何かしら、明るく楽しい反応をしなくちゃいけなかった。

でも、できなかった。そして、キレられた。
私は、とても器の小さい人間なので、できなかった。




少しの逆境はいいけれど、
こんなに悉く否定されると、
明日への気力や望みなんてものが全く生まれてこない。

何を目指して仕事していけばいいんだろう。
自分の存在自体に疑問を感じた。