今日は、遠征ドライブでつれてかえってきた友と、
妹と妹と甥っ子と、近場へドライブ。

この三日間どんだけドライブしてんだ？
どんだけウメくんを酷使してんだ？
という感じですが、まぁいっか。

実家から一時間ちょい、のところにある、
うちの県では一、二を争う有名キャラの地元へ。
最近水族館がリニューアルオープンして、
この夏の観光地の目玉になっております。

が。
リニューアルなんかしちゃったところは混雑するので、
そういうスポットは避けて、あくまでもドライブ。
海辺をドライブ。
くねくね折れ曲がる道を登ったり下ったりしながら、
眼下に広がる磯の風景を楽しみながらドライブ。

（とはいえ、今日は一日運転手なので景色は楽しむ余裕ナシ）

今日の観光の目玉は、「なまはげ館」ってとこで。
実際のなまはげ行事を肌で体感できるよってことで。
到着の五分後に始まるってんで急いで「館」へ。
座敷に腰を下ろした直後、「大晦日の夜」が再現されました。

面をかぶってやってくる鬼。
たたき前の木戸や座敷の襖はこれでもかといわんばかりにがたがたと揺らされ音を立てられ、
低いうめき声とともに近づいてくる。

子どもだましなんだけど、確実に子どもはだまされる(笑)
地の底から響くような「泣ぐ子はいねがぁ～」の声に、
周りのちびっ子たちは恐れおののく。
半べそで「いません！」「ごめんなさい！」
近くに座っていた男の子はお母さんにしがみついて顔をうずめていた。

ちなみに、生後三ヶ月のうちの甥っ子。
鬼の怖さなんかわからないはず、なのだけれど。
がた～ん！と鳴らされた襖の音の大きさに驚き、
泣き喚きはしなかったけれど、半べそ状態。
顔をゆがめておりました。

一緒に行ったマリPは、初めての鬼にご満悦のご様子。
鬼の立ち去った後のわらを持っていると無病息災だとかなんだとか。
しっかりちゃっかりわらも拾えてよかったねぇ。

実際のなまはげの再現は、なんだかコントのようで。

「お前の家のミツコはこの台帳によると、８０になるばばさ朝ごはんつぐらへで、自分は朝寝して、夕方になるとカラオケさ行ぐってごどだども、ほんとだが！」

「んだごでなぁ」

などという会話が交わされ、
本当にどの家でもこんなコントのようなことをしているのか？？とものすごく見てみたくなったのでした。

ちなみに、県内全域に来るわけではございませんので、
その辺はお間違いのないように。
一部地域のみの訪問となっております。

それにしても、
ドライブ途中にババヘラを食べてみたり、
みやげ物屋でご当地名物を購入してみたり。
地元にいながらにして微妙に観光気分を味わえるって。
VIVA夏休み、って感じでした。


今回ウメくんか～なり大活躍、
一度の給油で走る距離が約４００キロ。
１日目１回、２日目２回、３日目１回てことで。
３日間で１５００～１６００キロくらい走ったのね…

普通車ならいざ知らず。
加速も減速も危ういウメくん、よく頑張りました。