金曜の夜に出発し、深夜に到着。
行き先は、青森。

桟敷席での観覧に後ろ髪を引かれつつ、
花火大会の混雑から遠ざかるべく、ヒトリで遠出。


初めて、東北大会の演奏を聴いてきた。
高校の部。
レベルは決して低くなかった。

ある先輩は、「県大会に毛がはえたレベル」とのたまっていたが、
なかなかどうして、極太の毛だなと思った。

一箇所でもミスをするとそれが命取りになるなと思った。
ピッチがあってない、とか、パートであってない、とか、
それがたった一つのパートであったとしてもその時点で銀賞以下になる予感がしたというか。
どのバンドもかなり完成度を上げてきていた。


しかし、東北大会出場レベルとなると、
学校のバックアップもすごいなぁ。
楽器がしっかり揃っている！

チャイム、ハープは当たり前。
コントラバスクラやらイングリッシュホルンも当たり前なのねぇ～

ひぇ～チェレスタあるよ～！
ひぇ～琴だよ～！
いちいち驚いていちゃいけないんですけどね…
それがないから諦めたってとこもきっとあるだろうに。


片道4時間半ほどの道のりと、
丸一日の真剣な鑑賞と、
かなりぐったりした青森への旅でしたが、
でも、行った価値は十分あったな。


全国への切符を手にするは中・高それぞれ三校ずつ。
コンスタントに選ばれているうちの県代表が、
またコンスタントに全国にコマを進めた。


彼らの目指すところは、地区大会突破でも県大会突破でもない。
ましてや、東北で金賞を取ることでもない。
最初から全国大会で金賞を取ることを目標にしている気がする。

だから、大きな大会を突破できるんだ。
そんな気がした。


私の母校は、東北大会出場を果たしたが、
銅賞を取ってかえってきた。
彼らの演奏は、県大会のほうが数段良かった。
「悲願の」東北大会出場、で気が抜けてしまったんだろうか。


目標はニ歩先においておかなくちゃな。

青森会場での大会は今回で終了。
次は私も参加する福島会場の大会。
二週間後に迫っている。


目標は、二歩先で。