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カテゴリ:恋愛に関すること。
昨日投函したはがきは、
目論見どおり今日届いたらしい。 幸せな、ゆったりとした三ヶ月間をくれた彼に、 どうにかしておめでとうを伝えたかった。 あの日、電話を切った後、何も伝えられなかった私が、 初めて彼に伝えるのが、このおめでとうの気持ちだった。 だけど多くを語るべきではないと思った。 だからごくシンプルに伝えることにした。 余計なことは一切書かない。 彼がよく知っていることばで、ひとことだけ。 グリーティングカードを贈るより、 長いメールを送るより伝わる気がした。 缶チューハイ1本分の勢いは必要だったけれど。 …しかし、缶チューハイ1本分の勢いは、 どうやら「誕生日おめでとう」を「新年おめでとう」に変換してしまっていたようだった。 指摘されなかったのは彼の優しさか、それとも気付いていなかったからか。 半年振りに届いた彼からのメールは、 あまりに普通で、あまりに変わっていなくて、 もう戻ることのできない過去を、目の当たりにした気がした。 「Terima kasih banyak!!」 「ありがとう」 なによりも、それが嬉しかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/09/08 10:48:53 PM
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