|
カテゴリ:恋愛に関すること。
本屋で探しても見つけられなくて、
(さすが田舎だ…とある意味呆れたが) 結局ネットショッピングしてしまった、本が届いた。 川上弘美『ニシノユキヒコの恋と冒険』だ。 先月私の元に届いた、10代最後の年を一番一緒に過ごした彼からの手紙に、 「このままいくと出来損ないのニシノ君になるような気がしてとても怖い」という一文があって、 その本を読んだことのなかった私は、 うまいことニシノ君を思い浮かべることができなかったのだけれど。 読んでみて思ったよ。 確かに彼は「ニシノユキヒコ」に通ずるところがある。 どの辺が、とあえて言及はしないけれど、 確かにかつての彼からはニシノユキヒコっぽさが感じられたし、 きっと今も何らかの形でニシノユキヒコの端っこを持っているのだろう。 いえいえ、 でも私たちはまだまだ若いですから、 どうにかなるのです。 どうにかするのです。 事実は小説よりも奇なりというけれど、 思い返してみると、 小説よりも小説っぽい日々を過ごしていたのかもしれないな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/02/20 11:23:20 PM
コメント(0) | コメントを書く |