年に何回かある、本番。
今日は、今年度最後の本番です。

年に二回の定期演奏会、
その冬の陣が今日行われました。

地元に戻ってきて、今のバンドに所属するようになって、
定演ももう四回目を数えます。
勝手が分かってきたので、
以前よりも余裕を持って本番を迎えられます。

荷物はすべて（衣装も楽器も楽譜も）前日までに搬入。
当日は大体ぎりぎりなので（←悪い癖）
忘れ物の心配をしないように、これはかなり有効。


本番が近くなった今月は毎水土日の夜は練習でした。
もともとの練習は水土なんですが、本番が近くなると、
いつもの「自分の都合のつく日に参加する」というスタンスを
「都合を無理やりつけてほとんど参加」にかえるため、
はかはかし出す私。

実は夜がつぶれるのは結構痛くて、
夜10時まで練習をすると、
疲れが取れないまま新しい週を迎えてしまう。



…だけど、

やっぱ本番を終えると
やっぱりやっててよかった、とか思うわけです。



でも今日の本番はものすごく辛かった…
オンナノコ病が会場到着後に到来。

午前中の練習ではなかなか調子がいいかな、と思っていたのに、
昼が近くなるにつけてどんどん気持ち悪くなって…
空腹もあいまってか、集中力も切れるしおなかも痛いし、
どうなることやら、と思いました。




今日のプログラムはかなり重厚で、
一部で死亡、というのが見えていたのですが、
予想通り、一部を終えた時点で半・燃え尽き状態。

オープニングのマーチを終えた後、
ウィズ・ハート・アンド・ヴォイス
エニグマ（謎）
ダッタン人の踊り…

なんでこんな大変なプログラムにしたんだ！！

だけどやっぱ本番マジック、
練習よりいい演奏ができたんじゃないかな、と思います。


ひそやかなsoloも、大迫力のffも、
（ppは…ちょっとピッチが悪かったかな）
やっぱこの団の演奏が好きだ、と思いました。


二部はあまり面白くないプログラムだったかな、と思っていましたが、
観客には好評だったようです。
年配の方や、音楽を普段やっていない人に優しい選曲で、
アンケートを見ても、その選曲である面では正解だったのね、と…


ポップスステージは難しい。
選曲も、演出も。

どうしてもオリジナルやアレンジものの難しい曲の練習に時間を割いてしまい、
ポップスの練習にかける時間もいきおい少なくなってしまうし。

私としては正直今回の選曲の意図が分からなくて、
なぜこれで、なぜこの曲順なのか、と不思議だったのですが…

理詰めで考えることがいい場合とそうでない場合がある気がします。
賛否両論あるでしょうが…う～ん…


今回は、家族が見に来てくれていて、
すごく嬉しかったのです。

頑張って練習してステージに立って、
それを知っている人が見守ってくれていると思うと、いつも以上に頑張れます。


いやしかし、
私の太い足しか見えなかったというから、少し凹みましたが…


まぁいいや、次の本番は、うまく行けば三ヵ月後です。