でも、そんなに嬉しくもないし楽しくもなかった、フィンランド戦。
サッカーってたくさん点が入れば楽しいもんなんだけど、
この試合はとても色々な意味のある試合だったから、
単純に5-1で勝っただけではちっとも喜べない。
っていうか、逆に勘違いしたらどうしよう、
と心配になってしまったくらい^^;
岡崎くんにケチをつける気は全くないけれど、
前半は完全にノーマークでしたよね。
後半修正されてからはうまく守られてたように思います。
っていうか、フィンランドってどの程度なのか全然知らなかったけど、
少なくともあの岡崎くんへの余りの温い守り方を見ていたら、
全然強化試合の域に達してなかったのは明白でした。
うまく裏に抜け出した、というよりは、相手がスキだらけで^^;
ちょっと簡単過ぎましたね。
あと、高さ対策どうこうも言っていたけれど、
佑二くんのゴールシーンを見る限り、それも殆ど効果というか、
手応え云々のレベルに達してなかったように思います。
ヤットの言葉、「オーストラリア戦のレベルは間違いなく違ってくる」
的を射たこの言葉だけ聞いても、
じゃあこの試合の意味は何だったんだー!って感じ。
得点決めて勝って自信をつける?
一国の代表がそんなレベルにいると思いたくないです。
だし、そうじゃなかったはずだし。
それにしても、
調整遅れのヤットを使う苦肉の対策が、ハシくん起用ですか^^;
まぁ、確かにコンビ調整いらない相手ですけどね。
2人とも、まぁ無難な出来だったかな、と。
ハシくん、シュートは打つんだけどやっぱ枠ん中に...^^;
うーん、いつものハシくんでした。
ヤットが思っていたより動けていたのにちょっと安心。脚はもう大丈夫なのかな?
相変わらず、何が起きても動じずに、やるべきことを淡々と粛々とやる
あの姿がピッチにいるだけで周りも安心するのだろうな、というのを
改めて思いましたね。
ガンバでもそうだけど、いるだけでまず違う。いることに、まず意味がある。
そして、やることで更にその意味が大きくなる。
喚いたり叫んだりしないけれど、とにかく良く走って動くことで
アグレッシブさをプレーで示す。
私、大口叩くだけってのは誰でも出来ると思っているので、
ヤットみたいに言葉にしないで全てをプレーで表現しようとするのって
やっぱり凄く好きです。
もちろん、言葉の効用ってのも馬鹿にできないから、
何も言わないで良いわけではないし、だから彼も、
必要のあることは取材であれピッチ内であれちゃんと話していると思う。
必要以上のことを言わない、言葉で自分を補わない、
そういうところが本当に素晴らしいな、と改めて思ったり。
とにもかくにも、オーストラリア戦は来てしまう訳で。
じたばたしても、何も始まらない。
もはや監督どうこう言うのも意味のないことでありますから、
山口素弘が言うように、ピッチ内の選手が試合の中で
しっかり空気を読み、流れを読み、
自分達がすべき最善を尽くせば良いと思います。
戦うのは、彼らだからね。
監督を無視しろとまでは言わないけれど、
戦うその瞬間、何よりも頑張ってきた自分を信じて、
思い切り自分達のやりたいことをやってくれれば、と思います。
ワールドカップは、やっぱり出なくてはいけないものなのだから。
横浜かぁ...埼玉じゃないから行けるんだけどなぁ...^^;