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困ったモンだ

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2005年12月11日
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カテゴリ:
えー、毎度、愚痴グチ乾燥日記っす。
一身上の都合にてブログ書く余裕がなく、寝かせて乾燥した感想ですが、ご寛恕の程を。

んー、今週もパートパートは良かったんですけどねぇ。
と言うか、科白は光っていた。
ですが、全体をはめ込むと何となく其処此処に齟齬が。
そこどこあそこを1つづつ。

《千尋の谷》
主人公は伊達じゃない。
って、非常に失礼な感想ですね。
でも、今週の響鬼さん、胸に沁みる言葉が多くて。
冒頭の「今の自分を超える事が大事」や、「経験は修行なり」
これ、これですよ、響鬼の精神は。
決して多くは語らない、でも、真髄は示す。
今の少年らには、伝わり難いかもしれない。
画面の向こうで見ている子供たちにも。
でも、何年か先かもしれないけれど、いつかきっと残響が心を打つ、そんな科白だと思う。
そして、轟鬼を見舞った穏やかな暖かさ。
「頑張りやさんだな、トドはいつも」には、不覚にもウルっときちまったじぇ。
「おまえを待っているから」と言えるのが、主人公の度量。
でも、無駄な慰めはしない。
静かに諭し、励ます。いいなぁ、大人の男だなぁ。

しかーし、プールサイドではペントハウスが似合いそうなガウン姿。
しかーし、崖の上では、三十路男にそぐわぬ可愛いボア付空色ダウン。
なんだ、そのTPOに違和感ありまくりの格好はっw
でも、いずれも似合っている処が、恐ろしい。流石だ主人公。
処で、崖まで車運転したのってダレ?
もしかして、響鬼さん?
いや、他に誰が居るのか…それって、修行の一環ですか?
だってほら、下手なジェットコースターに乗るのより怖そうですし。
胆力つきそうだわw

《若気の言い足りん》
で、そんなジェットコースター運転に耐え切れず、一人逃亡を図ったキリー。(エ?)
ま、大方の予想通りの、逆切れリタイア。
が、このままじゃ終わらないだろうと言うのも、想像に難くない。
あーあ、なんだか嫌な展開。
母さんモードに入っちゃったし、気になるじゃないですか。
切れるにしても、もうちょっとどうにかしてやってよ、脚本のヒト。
「自分を超える」と言う事が理解出来ない卑小な人間だと表現したい旨は、判る。
だからって、幾ら何でもタクシーでマラソン中抜けは。
間抜け過ぎー
自己顕示結構。
だけれども、書道や数学で鬼(戦う存在)になれると思う15歳が居るとお考えか?
ギャグのつもりでも、笑えねぇ。その崖から滑り落ちちまえ。
ズルが見つかって、直ぐに素直に謝るキリーは良かったのに。
罰掃除にぼやくのもあり。
だから、その辺で止しにして、それ以上愚行を犯させないでやってくれぃ。

それにしても解せないのは、明日夢の放置プレー。
今週の彼、殆どまともな科白なしですよね。
ママンとの健全な親子の会話、で、孤独なキリーかい。
ベタで姑息な構図。
あ、唐突に挿入されたモッチーの場面でも、あきらたんと一緒にとってつけたような説明を言わされてましたっけ。
この2場面は、主筋にはあまり関係ないのでさて置き。
肝心な鬼修行の場面で、彼の立ち位置が曖昧な気がする。
表情で演技しているものの、今ひとつ、彼が何を考えているのかが不明。
響鬼さんの言葉を素直に咀嚼し、黙々と自己鍛錬に励んでいる…それは判るけど、何となくなぁ。
曲がりなりにも、“父を越えたい”とマニフェストしているキリーに比べ、そもそもの志望動機がぼやけている明日夢。
ここにきて、ますますその存在の意味がぼやけまくっている気がします。
キミは何を目指しているのか、本当はまだ言い足りないんじゃないのか?
噛ませ犬キリーに場面をすっかり食いちぎられて、“まるで透明になったみたい”状態に逆戻り。
まったく。
仮にも主人公の一人であった彼の立場ってもんは、いったい何処に吹っ飛んじまったんでしょうか。
キリーの狂犬度を修正して、明日夢と切磋琢磨する展開にしてくれればいいのに。
あぁ、若気の至りが度を越して、言い足りないったらありゃしない。

《或る意味、いつもの彼》
トド、果報者だよなぁ。
あんな可愛いヒトがベットに寄り添ってくれるし、お師匠さんはまんじりともせず。
ヒナちゃんの献身(叱咤する表情が綺麗!)に、ママンのように宥めるお師匠さん。
しかし、或る意味、今回の轟鬼は、演じる中のヒトの素に近い姿かも。
はしゃぐトドを演じている時は、「あ、ちょっと一杯イッパイ?」と痛々しく感じた事もあったけど、今回の演技は動きは少ないけれど彼的には感情移入しやすいものだったんじゃないかな。
虚ろな表情が、なかなか良かったと思います。流石、素は暗いヒト。
あー、でも泣きの演技がもちょっとねぇ。
エグエグ泣きの次は、ヒックヒック泣きかい。
あとね、あのね、言っちゃうけどね…スネゲ~!!!
ゴメン、すっごく良いシーンだったのに、あのスネゲのアップみて吹いたw
いや、“不潔っ!ヒーローに無駄毛なんてある訳ないわっ!”と逆上するよな年じゃないですけどさ。
“わー、毛虫みたい”と思っちまったもんで。ゴメンね、トド(の中のヒト)

しかし、今回のトド、ヒナちゃんに付きっ切りの看病されているにも関わらず、「斬鬼さん、斬鬼さん、斬鬼さん」の連呼。
まぁ、これも或る意味、いつもの彼ですが。
特異な状況とは言え、こうも斬斬斬されちゃうと、やはりこの師弟の親離れ子離れは不可能なのかと思わざるを得ない。
彼の中では斬鬼さん映像は、キラキラフィルターがかかっているようだし。
これは、狙っているのか?
綺麗な蔵王丸さん映像は嬉しいけれど、なんだか生温い気持ちになるのは、こっちがバイヤスが入っている所為なんでしょうかねぇ。
ま、それはおいておいて。
鬼断念宣告をされたトドの運命は如何に。
このまま“リハビリに励むけれど、鬼には戻らずサポーター人生”になるのか、“一発逆転裏技鬼復活”があるのか。
お子様への教育的配慮は地味に前者だけれども、見場良く派手な展開にするには後者だよな。
ってか、既に色々なフラグが林立していて、もうもうもう。
取敢えず、これだけは言っておこう。
トド!
次は日菜佳ちゃんの「お食事アーン」を断ったら、許しませんからね。
…よもや、影でお師匠様に「アーン」してもらっているなんて事は。プルプルプル、恐ろしい図を想像してしまった。


《甘いも辛いもフルコース》
お師匠様……貴方って方は……
何なの?何でこんなに綺麗に撮ってもらってるんだ?w
夕日に照らされ苦悩する蔵王丸さん。
トドを諭して後光さしてる蔵王丸さん。
日曜朝8時、何か別の番組を見ている気分になりました。
なんちゅーか、作る側も見る側も、フィルター掛かりまくってんなぁ。
でもね、ま、判らぬでもない。
トドを心配し、憔悴した蔵王丸さん。
あぁぁ、また無駄にフェロモン駄々漏れなんだから。
告知のタイミングに疑問はあっても、あの表情、あの佇まい。
あんな風にやられちゃったら、画面の前で紅涙を絞るご婦人方が山積ですよ。
彼は、全てを引き受ける覚悟で、敢えて一番残酷な事実をズバリと告げた。
手を差し伸べるだけが、優しさじゃない。
共に痛みを受け止める、そういう寄り添い方をするのが斬鬼さん。
と、峻烈な男の関係を見せたかと思えば、その次には、うって変わって甘い顔。
食事を拒む轟鬼を宥める表情は、子供をあやす母親かい。
結局、この師弟の関係って、どこまでもアレなのね。
トドも甘えきっているから、斬鬼に殺して欲しいと訴える訳で。
これに対した斬鬼の科白、これもまた今回の名科白でしたね。
「鬼というはひとつの生き方。常に自分に勝つ、そういう生き方」
この時の表情が、これまた良い。
静かで深くて、本当に綺麗な瞳。
噛み締めるように言われると、ほれ、また紅涙がw

それにしてもトドよ。
確かに、今回のお師匠さんは、一体どうしたレベルで美々しい。
が、後光までさすこたぁないだろうがよ。
トドの脳内じゃ、蔵王丸さんはあんな風に映ってるんですか。
以前の妄想ウェディング日菜佳より、脳内お師匠さまの方が遥かに綺麗って、どういう事だ?w

と、病室編の蔵王丸さんは、切なく紅涙を絞って。
メロドラマばかりじゃなく、現場でお仕事姿もお見せ下さり。
笛の若旦那とのタッグですが、おいおいおい、何その偉そうなサポーターっぷりはw
「ちゃんとサポートする」と言いつつ、何にもやってなさそうなところが、流石、蔵王丸さん。
怪人サイズとは言え、また、魔化魍と素手でバトルしてるし。
(あー、もうこの点は…)
遅れて馳せ参じた響鬼さんにも、でらデカイ態度だよ。
こ、ここまで態度Lでしたっけ?
と、一寸退いたものの、言葉に出す以外の阿吽の理解がある大人の関係だってのが判る演技で、このシーンも一寸良い。
兎に角、どの場面でも、目で語ってる。
松田さん、良い瞳を天から授かって、本当に宜しゅうございましたね。

そして、その瞳に決意を込めての、再びの変身。
その是非は措いておいて一言「カッコいい」
はっきり申し上げると、今の変にフラグ乱立させて盛り上げる流れは、感心致しません。
致死宣言されても変身する、悲劇のヒーローかいな。
なんだかなぁ、そこまで斬鬼人気にオンブ抱っこしたいのかなぁ。
そう、ヒネ者は思ってしまう訳ですよ。
が、そう言いつつも、変身する姿の渋さ、格好よさには抗いがたいものが。
暗転から、雷光、悲壮感すら漂う斬鬼の勇姿。
してやられたり。
(でも、最初の影を作る処が、雑でとってつけたようなのはNG)

以上、松田さんのお芝居は良かった。
あぁ、渋くて格好いい、苦悩する蔵王丸師匠だったよ。
が、此処で問題なのは、この番組が仮面ライダー“響鬼”だという事だ。
そう、仮面ライダー“斬鬼”ではないのである。
当初は、端役扱いの予定だった斬鬼。
それが松田の演技と弦師弟人気の波にのり、番組を支える柱の一つと言っても良い存在にまでなってしまった。
私は、斬鬼は響鬼を補完する存在だと思っている。
大人の事情で響鬼出演にムラがあった中盤、本来なら主人公が抱えるべき問題点を、代わって負わされたのが斬鬼であろう。
だが、その存在は諸刃の剣となってしまったのではないか。
この数話、誰が主人公か、ふと判らなくなる時がある。
制作サイドに、斬鬼人気におんぶに抱っこしている気配が見え隠れするのも、なんだかモヤモヤとする。
そして、ここに来て、轟鬼の挫折物語だ。
これは、轟鬼自身を語るために作られたと言うよりも、斬鬼を劇的に飾り立てる為の演出に重きを置いていると感じてしまうのは、私だけであろうか。
勿論、トド本人の葛藤も描かれている。
響鬼の、主人公らしい励ましの図も。
だが、重点を置かれているのは、あきらかに斬鬼の苦悩の姿であろう。
そりゃ、私は蔵王丸さん崇拝者ですよ。
登場シーンが多い、それが嬉しくない筈はない。
でも、釈然としない。
朱鬼のエピソードは兎も角、何故、トドまで斬鬼さんの引き立て役にならねばならぬのか。
ストーリー上必要な事と言うより、あからさまな客寄せの撒き餌としか思えないんだけど。
ドラマティックな展開であるとは思う。
松田斬鬼さんに目は釘付けになって、堪能はした。
が、「仮面ライダー響鬼」として、こういう道を辿るのは如何なものか。
私個人としては、未だ答えを出す事は出来そうもない。
と言う訳で、甘くて辛いフルコースだった訳である。

そんな感じで、今週も、良い場面は多かったにもかかわらず、齟齬を抱えたまま終わったのであった。
文句、つけすぎっすかね?
蔵王丸さん堪能したんだから、黙って喜んでいるべき?
“響鬼の世界は斯くあるべし”って、固定概念持ちすぎ?
43話か。
あっと言う間で、とても長い時間。
色んな感慨が湧き、色んな感情が流れ去って行った時間でした。
残り僅か、愛しい時間です。

そ、それにしても何っすか、あの予告はっ!?
お、恐れていた事がついに。
うわぁぁぁっ、糸マキマキ斬ちゃんだぁぁぁぁぁぁっ
うわっ、うわっ、うわぁぁぁぁぁぁぁっ





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最終更新日  2005年12月16日 02時55分59秒
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