シェフのマルシェノート

トンボが飛び回ったりして､稲刈りも本番になり 五穀豊穣

実りの秋 寒くなるまえに 身体に脂肪をとりこんで 冬を向かえる｡ 秋に食べ物がないと 命を落としかねない事になる とても大事な時期なんですが 現代人 そんな事 忘れてしましていますよね｡



米・麦・粟・豆・黍 日本神話をみて見ると こんな記述がありました

古事記においては、岩戸隠れの後に高天原を追放されたスサノオ（速須佐之男命）が、食物神であるオオゲツヒメ（大気都比売神）に食物を求めた話として出てくる。

オオゲツヒメは、鼻や口、尻から様々な食材を取り出して調理してスサノオに差しあげた。しかし、スサノオがその様子を覗き見、食物を汚して差し出したと思って、オオゲツヒメを殺してしまった。

オオゲツヒメの屍体から様々な食物の種などが生まれた。頭に蚕、目に稲、耳に粟、鼻に小豆、陰部に麦、尻に大豆が生まれた。カミムスビ（神産巣日御祖命）はこれらを取って五穀の種とした

米も八十八の神が宿るので ｢米｣と言う字になっているとの事､ やっぱり 食べ物 ｢神｣に感謝しながら食べないといけませんね｡

秋口の披露宴ですが､暑過ぎて なかなか秋の披露宴の実感が沸かなくて 困ります

でも､とても良い披露宴でした





だんだんと 実りの季節と共に 披露宴ｼｰｽﾞﾝです､婚礼も祭りと同じような願いがありますよね

五穀豊穣・無病息災・家内安全を、願う祭り。

昔から・先祖から引き継がれてきた、伝統の行事。

娯楽として・神に感謝して、舞う神楽。



最近は なんでも簡素化してしまっていますが､そこにある いろいろな物､人に対する｢感謝｣の心は 無くなってはいけませんね｡

披露宴のお手伝いをしていると 余計に感じます

ｱﾘｶﾞﾀﾔ~ ｱﾘｶﾞﾀﾔ~････