(マジュロ旅行 7日目) 貸し切り島
とうとうこの小さな南の島ともお別れです。明日は朝から飛行機に乗るのでダイビングはやめてスノーケリングをすることにしました。島内観光もあったみたいだけど誰もが「おすすめしない」と言ったのでやめました(笑)スノーケリングツアー と言っても ダイビングボートについでに一緒に乗って行って途中の島で置いていかれる だけなんですけどねー。もちろんお迎えも「ついで」です。クーラーボックスを一つ貸してくれて、そこにランチと飲み物とオレンジを入れて島に降り立ちました。今日は天気はいいけど強烈に風が強い。小さな島には風を遮るものは何もなく、隣の島にブタがいるだけ(笑)まず近くに見えるサンゴのかたまりに向けて泳いだ。クマノミがいっぱいでかわいい~。寒いので長く入っていられなくて上がった。休憩中、ちっちゃーいやどかりが浜にいっぱいいることを発見。何匹か捕まえてきてレースをしていた。ランチを食べてもう1本潜った。潮が引いたのでさっきのポイントまで砂浜を歩いて行けるようになっていた。潜って上がる前にきれいな小さな貝を浅場で拾っているとお迎えが来た。あっという間だったなー。ショップに預けてあった機材を引き上げ、みんなとお別れに写真を撮った。滞在中、普段運動なんかしないので、夜は遠出なんかする気にならないくらい毎日疲れてたけど今日は「ヤドカリレース」をしていただけなので元気元気。シャワーを浴びて着替えて、今日はおみやげを買いに遠出しよう、とタクシーに乗った。こっちのタクシーは「乗り合い」方式。客は4人まで乗せるのだ。よっぽど遠くに行かない限り50セントで行ける。ローカルは子供でもタクシーをかなり利用しているようです。乗った時に、おみやげ屋さんの名前を運転手に告げたんだけど、近くになって「場所がわからない」と言っている(らしい)。一緒に乗っていたおばさんが「おみやげ買いに行くんでしょ?」と聞いてくれたので「そうです」と言うと、おばさんが運転手さんに場所を教えてくれた(笑)ここのおみやげは、やしの実の皮を編んだ「アミモノ」というカゴやコースターなど。その昔、ここは日本の統治下だったこともありもちろん日本語の「編み物」が語源らしい。あと、ココナッツ石鹸とココナッツオイル。ここに自生してるのはココナッツしかないからだ(笑)思っていたより「アミモノ」はかなり高かった。小さなカゴバッグが48ドルもした。「値切ってはいけません」とガイドブックに書かれてあったので値切らなかった。お金を払うと、お店のおばあさんが「コモールタータ」と言った。しーちゃんが「何て言ったの?」って顔をしているので「ありがとう、だって。」って私が言うと、おばあさんは「ありがとう」と日本語で言った。そういえば、老人は日本語が話せる人もいる、って何かに書いてあった。(しかし、この国の平均寿命は65歳なので老人はなかなか見かけない。)店を出るとスコール。少し雨宿りをして、すごーく大きなスーパーまで歩いた。大型テレビも売っているし、日本でいう100円ショップのようなものも入っていて広くて楽しかった。フルーツや野菜も数が多くて(でも高い)バックパッカーらしき若者がたくさん買い物をしていた。そこを出て、夕食を食べる予定のホテルのレストランまで歩いた。すぐそこに見えているのに、また雨が降ってきた。店の軒先まで走って、なかなか止まないのでその店に入ってみた。大きな大きな洋服屋さんだった。お客さんは少なくて服だけがめちゃめちゃたくさん吊られていて不気味。古い布の独特の臭いがしてより一層不気味。臭いので気分が悪くなってきて外に出た。でもまだ雨。すごい雨・・・。洋服屋の隣?続き?に、布屋さんがあったので今度はそこへ入ってみた。この国の女の人はムームーのようなドレスを着てるんだけど、ここはそれをオーダーで作ってくれる店らしい。ドレス用だけでなくトロピカルな柄の布がすごーくたくさんある。日本ではありえない数だったのでなんとなく買うことにした。迷いに迷って2種類に絞った。単価を聞くと安いと思ったけど、単位が「ヤード」なので結局安かったのかどうかよくわからない(笑)やっと小降りになった雨の中、ホテルまで走った。きれいなホテルで、この国で最高級のホテルだということだった。レストランに入ると冷房が効きすぎて寒い。ちゅーか、どこでも寒いのだ・・・。客は3組しかいない。しかも席が離れているので何がおいしそうかわからないので適当に料理を頼んだ。後で来た客が「ピザ」を注文していたが多分メニューにはそんなの無かったぞ?今晩は クラムチャウダー、フライドチキンタイ風、ナポレオンのハーブバターソテー温野菜添え とちょっと豪華。ナポレオンなんか食べるのは初めてだったけど、白身の弾力のある身で、味付けのせいもあるのか、とてもおいしかった。付け合せの野菜のブロッコリーは初めてここでおいしいと思った野菜だった。フライドチキンは、焼き鳥のように串に刺した鶏肉にココナッツの衣を付けて揚げたものにスイートチリソースがかかっていた。盛り付けも美しくおいしかった。最後の晩餐に相応しいものとなり満足満足!