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2006.09.11
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今日であの忌まわしいテロ事件「9.11」から5年が経ちました。

あのテロから、世界の様々な分野において著しい変化が次々と起こりました。

アフガン、イラクで戦争が起こり、さらに宗教間の対立も一部で激しさが増しました。

テロの活動も活発化し、イギリス、ジャワ島などでも大規模な自爆テロ、市民間でもイスラム系市民への直接的、間接的攻撃や逆に、白人を妬む傾向も顕著になってきました。

数え上げればまだまだ膨大な数の問題が発生し、今も新しい問題が現在進行形で生まれています。

米国の報復攻撃も賛否両論あり、現在は否定派が若干押しているといった程度で、まだまだどうなるかわからない情勢です。

国外でも特にフランスは、当初からイラク戦争に反対してきましたし、米国との仲は未だに完全修復とまではいきません。

しかし、意外にも9.11以降あまり世界でスポットを浴びなかった国があります。

それは、日本です。日本は世界屈指の経済大国でありながら世界の模範となるべき憲法を持ち合わせた国です。

米国ともある程度歩調をあわしてきました(私に言わせれば、利用されているだけのような気もしますが。ある情報誌によると米国は日本とのような関係を中国ととりたいと考えているようです)。

しかし、そのおかげで少し憲法の解釈を湾曲した形で、特別措置法をつくり自衛隊の海外派遣を可能にしました。

これから日本政府は、憲法改正に手をつけていくでしょう。

一方で、あるドキュメンタリによると、未だ日本国内でテロが起こる可能性は0に限りなく近いようです。

それは日本が対立し、いがみ合うどちらの側にも加担していないからだそうです。つまり、日本は武力攻撃しなければ安全であるというメッセージなのかもしれません。

しかし、それでは納得してくれないのが米国とその近辺の国々です。

そんなの無視すればいいのでは?

なんて事にはならないのが世界とのおつきあいなんですね。

日本政府は今躍起になって安保理常任理事国入りを目指しています。

その為には、発言権の強い米国との良好関係は必須です。

ですので米国に逆らうというのはタブー的扱いになっているのです。

私はこの後、この難しい局面を次の首相がどのように対処するか、また、世界における日本の役割をどう「明確に」打ち出していくのか、とても興味のあるところです。








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Last updated  2006.09.12 14:19:35
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