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ふと誘われて旅の途中に、福山城に立ち寄った。
寒い日が続いていて、 風の渡る音も寒さを増長する。 石段を登ると息が切れて、横道に避難?した所 見あげると青空に桜の固い蕾が やはり、寒そうにふるえている。 目を落として幹に釘付けになった! 古木の幹はどうやら空洞なのだ、 割けたり、穴の開いた幹はよく見るが これはちょっと違う、反対側からも覗くと ほとんど張りぼての幹さながら・・・ 枝の蕾は隣の桜の枝だったのかと たどってみた。 いや、ちがう、この皮だけに見える幹から のびている!!! 近頃涙もろくなってはいるが 目頭が熱くなってきた・・・ 様々な思いが走馬灯のように脳裏に浮かび 休みで人影まばらなお城の庭を泣きながら歩いた・・・ そして、 桜の花が咲くころ、 あなたに 必ず会いに来ると誓った。 私は今日すこし変わった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.20 11:26:45
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