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カテゴリ:映画撮影
只今、長編アクション・スリラー(?)の撮影中。男優陣は皆さんプロのK1ファイター達です。
やはり丸刈りスキンヘッドが多い今日この頃。ロンドンでは特に、一般の若者の間でもスキンヘッドは大流行中。 さて、このスキンヘッド。メンテナンスは至って簡単。毎朝トリマーで綺麗に剃りあげるだけですが、後頭部等の自分では見えない部分に力が入り過ぎて擦りむいてしまう人が意外に多い。先日も配役の一人には切り傷、もう一人には大きなかさぶたが出来ていました。 小さな切り傷程度ならコンシーラーでカバー出来ますが、大きなかさぶたともなると、表面がゴワゴワしているのでファンデやコンシーラーでは隠せません。そんな場合は、究極のベースメイク(?)として特殊メイク用のワックスとラテックスを使用します。 先ずは人口皮膚用ワックスを適当な大きさ取り、ゴム糊で柔らかく練ります。これを、かさぶたの上に少し「こんもり」とのせます。 次に手の平に少量の専用リムーバーを取り、メイク用のヘラ先に馴染ませます。 このヘラで、ワックスを自然な形になるよう整えてゆきます。先ずは全体を均一に伸ばし、徐々に周囲を薄く放射状に実際の肌に馴染ませるように伸ばして、肌とワックスの境目を目立たなくします。この際、ワックスがヘラに付着して伸ばしにくくなる度に、リムーバーをヘラに付け足しましょう。 かさぶたが見えなくなるまで綺麗にワックスが伸びたら、液体ラテックスをブラシで丁寧に薄く均一に塗ります。 これはワックスを固定する糊の役目をするので、剥がれ易い境目は特に慎重に、ブラシに付けた液体ワックスで微細な隙間も埋めます。 ワックスと実際の肌色の差が気になるようなら、スポンジにクリーム・ファンデを取り、トントンと軽く叩き込むように塗ります。 仕上げに、液体ワックスのてかり感を消す為に軽くパウダーをはたきます。 使用する製品は全てプロ用アイテムですが、価格は比較的お手頃。もし怪我が絶えない人や、見るに痛々しいかさぶたや傷跡等がある方は、普段にも試してわ? 慣れれば行程は至って簡単です( ̄∇ ̄) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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