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カテゴリ:ファッション撮影
(。・・)σポチッ
ランキング巻き返し狙ってます 既に数週間前の事になりますが、 久々にキャットウォークのお仕事が入りました。 LFW(ロンドン・ファッション・ウィーク)の一環で開催された、 アメリカン・レーベル、Wildlife WorksのUKデビューです。 当日、ヘアは英国で名高いヘア・サロン、Brooks & Brooksからシニア・スタイリストと仰山のアシスタントさんが来て、 大胆で計算された「崩しヘア」を見事に披露しておられました。 YO-YO担当のメイクは、大胆かつシンプル‥という抑えたテーマだったので、 上瞼のアイホール全体にゴールドを入れ、 下瞼には極太アイライナーを引いて、 唇は濃赤を指で乗せるようにして、少し滲んだ印象に仕上げました。 そんな当日のショーの様子はWildlifeworks Autumn/Winter 2007-2008のビデオで公開中です★ さて、今回のショーは普段とは少し違った試みが、色々ありました。 モデル10人設定だったので、 助っ人アシスタントとしてAkemiさんとケンタロー君が参加してくれたこと、 久しぶりのファッション・メイクということで、 普段使わない「化粧下地」なるものを使ってみちゃったこと等です。 Akemiさんは、既にプロのフリーのヘア&メイクさんで、 この楽天BBSに来て頂いたのをキッカケにお願いしました♪ ケンタロー君は、それ以前に、「アシさん探さないと‥」と思っていたところに丁度、 偶然「HPを見たんですが‥」と電話を頂きました。 彼は東京の一流サロン経験があり、今はロンドンの某サロンで働きながら英語学校に通う、 勤労学生ですが、なかなか野望や展望の高い筋のある男の子です。 当初、アイライナーにグリッターラメを使用する予定だったのですが、 接着に使うラメグルーがモデルさんの目に染みる‥ということで本番で急遽、 資生堂 マキアージュダイヤモンドティア アイライナーVI752 2g 【15%OFF】 ↑コレを使用することに。 持ってて良かった日本のコスメ様々でございます★ ヘア&メイクの準備時間が詰まっているショーの場合、 先ず、ポイントメイクを先にするのは基本です。 ファッション・ショーの場合、主役はあくまで洋服ですから、 最悪準備時間が足りなくなってメイク途中で本番になっても良いように、 ポイントメイクさえシッカリされていれば、ベースメイクは誤魔化しが効く、という訳です。 どうせオーディエンスからは至近距離で見られませんし、 ビデオやスチール撮りも全身を写す為に遠方撮影なので、 肌の粗は、フラッシュやスポットライトでブリーチ効果がかかり、目立ちません。 また、強いカラーをアイメイクに使う場合、 頬にアイシャドウやアイライナー等が散って、ベースメイクが汚れてしまうので、 ショーに限らず、ベースメイク後塗りテクは一般的です。 しかしながら、折角心強い見方、Akemiさんとケンタロー君が居てくれたので、 YO-YOのポイントメイクの後から、ベースメイクをシッカリ施して頂きました。 当日はネイルをブラックにしてくれ、との指定もあったので、 二人にシコシコ塗って頂きました★ 言葉で書くと悠長な日だったように聞こえますが、 本番は、遅刻するモデルが数人出てくる等して、 結構、予想通りの戦場状態でした‥(ー∀ー;) とは言え、アシ2人なら確実にベースメイクをする余裕はあるな、と踏んだYO-YO、 何を思ったのか、何故か家にあったコレを‥‥‥ キスミー ヒロインメイク シャイニーベース ナチュラルパール *pa つ‥使ってみてしまいました‥‥‥ 通常、映像メイクを主流にしているYO-YO。 映像はナチュラルな仕上がりが大基本なので、化粧下地は使用しません。 下地にファンデがくっつき過ぎて、厚化粧の印象になりがちだからです。 しかし、ポイントはソレだけではありませんでした。 日本人メイクさんは、ファンデをブラシよりも指やスポンジで塗布する傾向が強いですね。 欧米ではファンデ・ブラシが極一般的で、 早い、乗りが均一に仕上がる、化粧直しが簡単、消耗品でない、熱でファンデが凝固するまでに時間が稼げる、 などなど‥色々な理由から好まれています。 指やスポンジで塗布する場合、その都度匙加減を見て肌に乗せる‥ という感覚ですが、 ブラシの場合は先端にファンデをコテッと取って、それを肌の上で伸ばす‥ という感覚です。 つまり、最初のストロークはべたつきがち。 これを素早く正しい方向へ均一に伸ばしてゆくことによって美しい仕上がりになります。 問題は、この最初の「コテッ」です。 普段のYO-YOの映像メイクでは乳液しか下地として塗布していないので、 乳液の上を滑らせる要領で塗り広げてゆきます。 しかし‥‥‥ シッカリ化粧下地剤を塗布した肌の上に、この「コテッ」をしてしまうと、 たちまち下地がファンデを吸着して、 ブラシが思い通り滑らず、結果、最初に乗せた部分を基点に厚塗りになってしまいがちです。 下地を使った後にブラシでファンデ塗布したYO-YOのお手本は、 お陰で相当厚化粧になってしまいました‥(ー∀ー;) スポンジ塗布していたケンタロー君は、均一にキレイに仕上がってました。 恐るべし‥化粧下地‥そしてヒロイン・メイク‥‥‥ この経験を総合すると、 ●化粧下地を使う場合はファンデは指かスポンジが基本。 ●乳液下地ならブラシでもOK。 ●映像メイクの場合は下地は使う必要はあまりない。ナチュラルな仕上がり重視で。 (但し、ベースをシッカリさせたい場合は、例外とする) ●ナチュラルな仕上がりを求める場合、乳液を塗布した後、それが乾ききらないうちにブラシで素早くファンデを伸ばし、 薄いレイヤーを肌にかける感覚で、塗布してゆきましょう。 (更に素肌っぽい仕上がりを望む場合は、これをスポンジに替えて、塗っては拭き取り、塗っては拭き取る、という 更に細かい手作業で、ファンデのレイヤーを薄く薄くしてゆきます) ●肌ムラや吹き出物跡等をカバーしたい場合は、手に残ったファンデを使って、スポンジかブラシでカバーします。 (過去のファンデをコンシーラーにブログ参照) はてさて、様々なシーン別に臨機応変なテクを要求されるヘア&メイク。 今回も良いお勉強になりました。 普段、分かっているつもりの事でも、改めて定期的におさらいすることの大切さを痛感しました。 「道理のあるメイク」 それが成功のポイントだと思います★ ランキング巻き返し狙ってます 立ち去る前の「ひとぽち」お願いしまっす ←清き一票(*ё_ё*)♪ YO-YOが参加してます♪応援ぽちぽちお願いしまっすっ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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