YO-YO　TAYLER　ロンドン発ヘアメイクのお仕事場

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とってもお久しぶりの更新です。

それと言うのも、もぅ既に1ヵ月余り前から何やら怪しいウィルス感染してしまい、
丸1ヵ月高熱が下がらず、謎の病気にひぃひぃと自宅療養しておりました。

当初にとっとと医者へ行けば良かったのですが、英国のヤブ医者にトラウマをかけられまくって大の医者嫌いとなり果てていたYO-YOは、うだうだと家で「いつか自然治癒するさぁ～☆」とタカをくくって油断していたのでした‥

ところが。
一向に症状は好転せず、先日とぅとぅ嫌々渋々医者へ行って抗生物質を貰って来ました。
今、その副作用に苦しんでいます(T▽T)

しかしっ！
もぅ直ぐ大手の撮影が控えているので、なんとかソレ迄に完治しておかないとっ！と焦っている今日この頃。

今回の撮影は新しく立ち上がるファッション・ブランドのレディース、メンズ、子供服の撮影です。

３日に分けて各ジャンルを撮影する予定ですが、一日に手掛けるモデル１０人‥（ー∀ー；）

現在、ヘアはケンタロー君とイッペー君にお願いしているのですが、彼等はメイクが出来ません。
頼りにしていたフリーのヘア＆メイクのAkemiさんが日本に帰国してしまったので、
「ヘア・アシ二人だけじゃ辛いなぁ‥」と頭を抱えていたところに、超ナイスなタイミングで９月に渡英してきた、これまたフリーのヘア＆メイクの女性から連絡が来ました♪

早速、ウチに来て頂いて顔合わせや、お話をすることに。

現れたのは、超～ぅ可愛いYOUちゃんです☆

彼女は日本で既に美容師免許も所得済みで、フリーでヘア＆メイクのお仕事をしていたので、
なんだかとっても頼りになる存在の予感が‥

しかも、ケンタローやイッペーと同じくシッカリとした目標やフォーカスを持っているので、
真剣で信頼出来るタイプだと直ぐに分かりました。



ところで。
YO-YOは過去５年間髪を黒髪＆金髪のツートーンにしていたのですが、派手な色が懐かしくなって、久しぶりに髪を緑と青のツートーンに染めました。

そんな矢先、正統派美女のYOUちゃんがウチに来て、彼女を見たジョンさんは、
ベタ惚れのベタ褒めです。

御存知の方も居るかと思いますが、ジョンさんは大の日本人女性ファン、日本人大好き、日本大好き、艶々黒髪の日本人女性を見ると、ヨダレ垂らしてフラフラと付いて行っちゃう位に、もぅヤバい状態です。

YO-YOの知人や友達、ご近所に住んでいる日本人女性は皆さん、そーいったジョンさん好みの正統派オリエンタル・ビューティばかり。

正にジョンさんウハウハです‥

「○○は可愛い♪」「□□は美しい♪」「△△は上品で洗練されている♪」と興奮した後に‥

必ず‥「はぁ‥（溜め息）‥お前（YO-YOな）にも少しは見習って欲しい‥（嘆き）」のとどめが‥

いやぁ、数十年前、ジョンさんと出逢った頃のYO-YOも、ジョンさん好みの典型的日本人の女の子だったんです。これでも。

黒髪のさらさらボブで、小柄でちんまりしていて、物腰も日本の習慣が未だ抜けてなくて、
だからジョンさんからプロポーズされた訳でして。

今じゃ、ハッキリ言って詐欺扱いですわ。

ジョンさん的には「こんな筈じゃなかったぁあぁっ！（号泣）」といった感じでしょうか。



「どーしてお前は、折角神様から与えられた有りのままの自分の魅力に満足出来ず、髪染めたり、ボディピアスしたり、突飛な格好して、わざわざ自分を愚系化するんだ？？？」と耳にタコが出来る位言われます。

うーん。
ヘア＆メイクになった時、常に多人数の新しい人達に出会うので、元来の顔が凡庸なYO-YOは、ここ英国で一発で自分を皆に覚えて貰う為のインパクト作りが目的だったのですけどね。

でも、最近ちょっと考え方が徐々に変わりつつあります。

確かに人に覚えて貰い易いのは大きな利点です。
それでセカンド・コールがかかりますから。

んが、良い仕事をして、誠実な態度を取って信頼を得て、人に好感を与えるキャラクターがあれば、結局のところ、どんな格好してようが、ちゃんと覚えて貰えるんじゃないか‥

そぅ祈る。



フェミニンな女性が好きなジョンさんの為に、一緒にお出掛けする時はチャンとスカート履いてパンプス履いて、メイクもシッカリしてジョンさんを喜ばせる努力はするYO-YOですが、
いかんせんソレでも派手な髪の色やボディピアスは隠せません。

だから、なんかフェミニンな格好しててもファンキーなイメージが抜けないYO-YO。

そして、「３７歳で、この洋服はないだろ！」という普段着もジョンさんの苦情の一つ。
いくら若く見られても、同時に阿呆っぽく見られるのは困るしなぁ‥


‥‥‥歳相応‥‥‥


長年、YO-YOには全くもって全っ然縁のなかった言葉。

いつも個性的な格好をしているので「後ろ姿を遠目に見ただけで直ぐにYO-YOだって分かる☆」と言われてきたYO-YOですが、だからどーだっちゅーの？という小さな疑問がふつふつと沸いています。

そんな折、先日アルゼンチン・タンゴ鑑賞に行きました。
洗練された美しいダンサーの中に一人、漆黒の艶さらヘアの女性が‥

「おぉっ‥黒髪もやっぱり良いなぁ～♪」と改めて思っちゃいました。


勿論、ジョンさん、そのダンサーに釘付けです。

うむむ‥‥‥まぁ、そろそろ派手な髪にも飽きてきたし、退色した後の手入れとか面倒だし、
いっちょ近々黒髪に戻すか‥‥‥と考え始めました。


まぁソレに他の要素（ファッションやメイク、物腰など）が伴わなければ、本当の意味でのオリエンタル・ビューティ＆歳相応にはなれないですけどね。


っつーか、そもそも「歳相応」って一体？？？

という大大大疑問が提議として頭の中をぐるんぐるんしているYO-YOです。

「あの人は若々しい」と言われる場合など。
つまり「歳の割にばば臭くない」ってことですよね。

その評価の中には、普段人が漠然と考えるより、もっとずっとずっと深い何かが隠れている気がします。


欧米では髪を派手な色に染めてショッキング・ピンクの服を着ていても、それが妙にシックリきていて、素敵なおばぁちゃん等を見かけたりします。

ここで段々確信めいたものが見え始めてきたのですが、それっていわゆる内面から滲み出る「気品」が一番物を言って醸し出ているってことですね。

YO-YOは、ずっと、そんなおばぁちゃんになりたい♪と思ってきました。

そして、気付いたのは、派手な格好でも良いさ、ただ「気高さ」を忘れちゃイカンよ！ということです。


カジュアルな格好をしていても自分が女であることを忘れたような態度を取らない。

可愛げのない性格にならない。

気取る、のではなく、さり気なく漂う気品を尊重する。

そーいう事なんじゃないかなーという結論に達しました。



さてさて、そんなYO-YOが数ヶ月後、一年後にどんな女性になっているか‥

自分でも、ちょっとだけ楽しみな気がします。

先ずは、毎日少しずつ、これ等の事を念頭に置いて、自覚・実行してゆくことですね☆


そしてジョンさんに喜んで貰いたい♪ふふふ。




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