今年最後の観劇「愛と青春の宝塚」に行ってきました。



物語はドラマでもおなじみですが、今回はこの公演でコマ劇場が閉鎖ということで、
その現実がなんか物語とダブって感じました。
物語はタッチーがリュータンに靴を投げるところから始まり、
リュータンからタッチーへとトップを引き継ぐところで終わったので、
ほぼドラマと一緒ですよね。
ドラマの米倉涼子とユースケのエピソードが削られた位かな？
あとはドラマより歌やダンスがふんだんに盛り込まれていました。
まあミュージカルなので当たり前ですが。。

まずはリュータンのリカちゃん。
関西弁のセリフまわしがドラマの藤原紀香にソックリでした。
でも男役に切り替わるときは流石！カッコイイです
１幕の最後やトモが死んでしまうところ、２幕のラストシーンなど
目に光るものがあってこちらまでもウルッときてしまいました。
タッチーのかしちゃんは思ってたほど男役っぽくなかったのですが、
歌も気持ちがこもっていたし、感情表現も上手かったです。
トモのみどりちゃんはやはり上手いですね。
現役時代から思ってましたが男役(リュータンの相手役になるまで男役なので)もすごく似合ってました。
死ぬ間際のシーンは「ミケランジェロ」を思い出してしまいました。
ベニのるいるいはホント可愛い！
ドラマではベニはそんなに印象に残らなかったのですが、
るいるいのベニはちょっとうるさいけど憎めない、そんなキャラでした。
るいるいも１幕ラストやラストシーンで目に光るものがありました
かしちゃんと踊るシーンは懐かしさがこみ上げてきました。
アンサンブルもＯＧの皆さんなのですが、
フジコちゃんやせらちゃんなど目をひきました。
かのちかちゃんは相変わらず？グラマラスでしたね～
でもやっぱり退団後初舞台のせいらちゃんが一番可愛かったです

男性陣はやっぱり本間さん！
ドラマの仲村トオルが格好良かっただけに(失礼！これでも本間さんファンです)
どうなることか心配しましたが、
本間さんも包容力があってカッコ良かったです。
かしちゃんとのデュエットダンスもあったしね
本役はおとなしめだっただけにフィナーレで生き生きと踊ってたのがすごく印象に残りました。
石井さんの影山はやはり歌が良かったです
この役は誰がやるかすごく心配してましたが、
ホント石井さんで良かったと思います。
あっくんのオサムはあっくんにしては出番が少なかったような。。
トークショーも出てなかったし、残念です。
アンサンブルは男性は３人しかいないのにはビックリ
多くの役を演じ分けていて上手かったです。
トモといい感じになる軍人さんはオイシイ役でしたよね
ラストシーンで宝塚を小馬鹿にしてた軍人さんがだんだん宝塚に感動していくさまは見ていて感動しました。

そしてお芝居の終了後、フィナーレのようなショーがありました。
宝塚ＯＧはもちろん、男性出演者（アンサンブルも！）も踊ってました。
今回コマ劇場が最後だから、ということらしいのですが、
コマ劇場のあの独特のセリを使ったショーで面白かったです。
全国ツアーでもあるのかな？

そしてショー終了後にトークショーがありました。 阪急貸切公演だったからかな？
リカちゃんと同期のるんぱさん司会だったので面白かったです。
リカちゃんとるいるいがこの公演でコマ千秋楽だったのでその感想や、コマ劇場の思い出、
休みがもらえたらどこに行きたいかという阪急ならでは？の質問もありました。
男性は石井さんと本間さんだったのですが、この２人のコンビネーションも面白かったです。
宝塚の４人はかしちゃんが本間さんと息の合ったところを見せていたし
(来年のミーマイでも組むので楽しみ)
るいるいはかしちゃんのことを「元カレ」とか言ってて可愛かったです。
みどりちゃんは新宿が好きと言っていたのにはビックリです。
（コマ劇場にも２度出演したことがあるそうです）
リカちゃんは舞台上で影山先生にプロポーズされていかがですか？という質問に
「舞台上でされるのは初めてなんですけど…」と言った瞬間
「実際にはあるの？」と皆につっこまれてたのは可笑しかったです。
（リカちゃんは舞台上でプロポーズする方だったと言いたかったみたいです）
最後に１人ずつ挨拶があってトークショーは終わりました。

この公演が良かっただけにわたるリュータンもすごく見たかったです
「ＤＶＤ出るらしいけどどうしようかな～」「Ｔ４コンサートやるらしいけどどうしようかな～」など
あれこれ悩んでしまってます。。
でもこの公演で今年の観劇が締めくくられて、本当に良かったです。
来年もたくさん観劇できるといいなあ。。