セントジョンズワートっていう名前・・・
昨日、手作りオイルに「セントジョンズワート」っていうハーブを使ったことを書いたのでついでに、少し「セントジョンズワート」について語ってみたいと思います(o^-^o)「セントジョンズワート」は、飲めば、精神を癒してうつにも効果があり、化粧水などの外用で使えば肌のひきしめ効果や消炎・鎮痛・止血に効果があるということで有名です。以前、ブルース・ウィルスが出ている映画の中で、彼が医者からカウンセリングを受けたときに医者が「セントジョンズワートはもう飲んだのか?」と聞くシーンがあるのだそうです。それほど、このハーブは海外では当たり前のように生活に溶け込んでいます。ただしドイツでは薬として取り扱われています。ハーブティーとして飲む時は、他の薬と飲み合わに気をつけなければいけないなどの注意事項もあるくらい強い力を持っています。神話によると、このハーブはその強烈な匂いで悪霊を追い払うとも言われています。なんか、ちょっと怖い感じがしますねこれがセントジョンズワートの花です。黄色いです。こちらはセントジョンズワートの葉っぱです。楕円形の葉っぱをしています。そもそも「セントジョンズワート」っていう、この一瞬カッコイイ名前はどこからついたのでしょう。エルサレムに聖人ジョンという人がいたそうで、彼は十字軍の遠征で騎士達のケガを癒すためにワート(麦汁)を用いました。その彼の功績が讃えられた時、このハーブに「セントジョンズワート」の名前が付けられたのだそうです。また、このハーブの花びらと葉には、オイル腺が点在していて「赤いオイル」が取れます。これは、洗礼者ヨハネが首を落とされたときの血液から「セントジョンズワート」が生まれ、腺から生じる「赤いオイル」は彼の血潮だとも言われています。何だかいろいろ壮絶な背景を持った「セントジョンズワート」ですが、その凛とした姿勢の中に私たち人間をサポートしてくれる強力なパワーを秘めていることだけは確かなようです