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2006年04月25日
カテゴリ：小悪魔仕掛け
小悪魔クラブ～フロリダの夜で怖がられた女！
楽しかったフロリダの旅も終盤に近づいた。 荷物を詰め込む作業に徹して、真夜中にさしかかるころ、ようやく片付いた。 スーツケースを閉じて、後は鍵を閉めるのみだ。 女Ｄ「や～～ん、どうしよう～～～！スーツケースの鍵がないのぉーー」 まただ・・・ もうこれ以上トラブルはないと見ていたが、甘かった・・  女Ｃと女Ｙは内心腹を立てたが、今にも泣きそうな女Ｄ、協力するしかなかった。 女Ｃ「ちゃんと探しなよ～、かばんの中は？？どっかその辺に置いてない？」 女Ｄ「ないのぉー、あっ、もしかしたら、車の中に落としたのかも！」 女Ｙ「じゃあ見てきなよ！」 女Ｄ「もう夜中だし、外、真っ暗じゃーん！懐中電灯ある～？貸して～」 女Ｙ「ちょっと待ってて。」 女Ｙ「お待たせ～！あのさー、持ってるよ～ほら懐中電灯！！ちょっとうるさいかもー」 女Ｄ「やだぁー何これーーー？？？」  電気をつけると、灯篭の中の絵がくるくると回転し、おまけに、 ♪テーレレレーレーレーテレレレレレーーーー♪と大きな音で音楽が鳴るスグレものだ！！そう、中国ではお盆で霊を迎えるのに持つ灯篭だ！ 女Ｄ「・・・・・何よこれ懐中電灯じゃないじゃん！！！」 女Ｙ「嫌ならいいんだよ、別に使わなくてもさ」 女Ｄがコレを持って死にそうな顔でスーツケースの鍵を探す姿を想像すると笑いがこみ上げる女Ｙと女Ｃは笑い転げた！ この私たちの大笑いが女Ｄの短い怒りの導線を切ってしまったようだ！ 女Ｄ「ふん、どうせ皆、人の不幸が楽しんでしょう～～よ！」  と、捨て台詞を吐いて出て行ってしまった。でも、灯篭を持って、すっぴん＆パジャマで出て行く姿は怒らせてしまったという罪悪感より、笑いをさらに誘うものだった。 女Ｃ「ま、かわいそうだから見てくるわ」 あとを追いかけ、夜中のフロリダの駐車場にたどり着くと、怪しげな音と光が・・・・（笑） 女Ｄ「怖かったのぉ、一人で、みんな見て行くから～襲われると思ったのぉ」 怖いのはお前だ女Ｃは心の中で思った。ここでもまた笑いをこらえなければならなかった女Ｃ笑えなかった・・ 女Ｄがあまりにも真剣な目で探しているのだから・・ただ、テロテロとまわるピンクの灯篭と♪テレレレレレーーー♪と鳴り響く音楽は、容赦なく笑いを誘った！！（爆） 震える肩で（笑）一緒に探したが、結局見つからなかった。 がっくりとした顔で家に戻る女Ｄ 女Ｄ「仕様がないな～、南京錠でも買うかな」と、スーツケースを持ち上げたら、何とスーツケースの下には..... あれほど探していた鍵が！！！！ 女Ｄ、人を騒がすにもほどがある！！！！ 楽しめましたらカチャトやってください お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2006年05月18日 05時32分00秒
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