掌の砂、流れる雲、それから。

今日も阪神バスの車内が、神戸市内に入ってから
「低負担で高福祉」を求める無賃乗車の年寄りが
どんどん増殖していく状態にウンザリしながら
とあるバス停で降りたところ

一人の、スーツ姿のおじさんがウロウロしている。
正直言って、そのスーツはヨレヨレで、あんまり決まってなかった
でも、きっと、おじさんなりに一生懸命だったんだろうなあ。

その人は、ホントに「あっちに行ったりこっちに行ったり」
って言う、形容詞がピッタリで、しかも凄く困った顔をしている。

「うお？どうしたんだーーー？」
こっちはこっちで仕事あるしね、資料を見ていたりしていました

すると

「あのー
すみません」
話しかけられたｗｗｗ

？私ジモティじゃないけどな（笑）
「はい？」

「○×ビルって、どこでしょうか？」

差し出したクリアファイルにはハロワの紹介状が入ってる。

正直、分かりにくい地図である
しっかりしろよ面接担当者ようー。

私も分かんなかったけど、その時！救世主のような存在が!!
「あん！もう！！あんた！ようやく見つけたー」
私の指導係。
「いやだ。もうー（笑）
私に背中向けて立っていたら分かりませんようｗ」

「あ、そうだ、すみません。○○さん土地勘ありますよね！
この方、困っていらっしゃるんですけど」

（　´_ゝ`）（´<_｀ 　） 流石だよな指導係☆
さくさく教えてあげていた☆☆☆

おじさんは、ペコペコお辞儀をしながら、歩いて行った。

面接時間、間に合ったかな…
って、今の時間でも、まだ思ってる私。

受かったらいいね☆