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テーマ:ニュース(100222)
カテゴリ:フクザツな話
物心ついてから
この人がテレビに映ってるのは すごく苦手、いや、正直言って 嫌いだった。 この人の話は、エロスを通り越して 下品に聞こえた。当時の私は狭量であったのかもしれない。 でも、この人が解説してた映画の番組は 嫌いを通り越して 「ああ、そうか!なるほど」と言う視点を与えてくれたり。 旧き良き「活動」の時代から、テレビに移行していく過程での カオスな状況を、自分の芯を持って 緻密に考えて やってきた人なのかもしれない。 さっき、wikiをチラッと見てから、ちょっとだけ そう思うようになった。 この人の生まれた家は京都のお医者さん。 医者の父は被差別部落出身ではないが、被差別部落に院を構え 思うように治療費が払えなかったであろう 当時の患者さん達の医療に当たっていたという。 それを知ったら、少しは この人の核になる部分が理解出来るような気がした。 …まあ、それでも 女性関係に緩くて、娘の友人に手を出したりするのは モラル以前の問題として どうかしらん(笑)。好きにはなれないなあ。 晩年、たった一人で特別養護老人ホームで生活していたのは 若い頃からの背負って来た業かもしれない。 それでもこの人は偉いと思う。 「もう取材に来ないで」と、マスコミを遮断する道を取ったのって いぎたなく生きてる人には出来ない事じゃないかなあ。 まあ、この人と比べたら、やしきたかじんなんてセコイわ。 (最近「そこまで言って委員会」も面白くなくなってきたよ) 小物ばっかり生き残る芸能界ってえのも、どうなのよw お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月14日 10時03分27秒
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