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テーマ:ニュース(100194)
カテゴリ:ウルウルきた話
市会議員選挙のポスター制作費は公費。推薦葉書の印刷代や郵送代も公費。
つまり、国の税金。 でも、選挙活動中の街宣車に掛かる費用は 一般会計から、市が払っている。 西宮市議会員の中で(名前は分からないけど)誰かが言い出した。 「選挙カーに掛かる費用を、市にプールしておかないか」 プールされた費用は、補正予算に回される。 私の住んでいる西宮市は宮城県の被災地に対して、市職員や金銭の援助をしている。 どうやら、補正予算に貯まった“選挙カーに関わるお金”を 彼は被災地に回したいらしい。それで、現職の議員に呼び掛けた。 選挙カーに関わるお金と言うと、運転手やウグイス嬢に払う日当も含まれる。 公示から投票日まで7日しかない。たった7日だ。 7日の間、市内をグルグル回って名前を連呼して、有権者に対して 「ああ、○○さん頑張ってるんだな」そういうアピールをする事は、選挙活動の一つだ。 その街宣活動を辞める事を、イヤだと拒絶する議員もいたし 言いだしっぺの彼を鼻で笑う議員もいた。 それでも彼に賛同する議員が会派や党を超えて、何人か集まった。 50人ばかりの候補者の中で、西宮えびす神社辺りをホームグラウンドにしてる 自民党公認・篠原候補も、その中の一人だった。 (自民公認でも、我が家の元・大家である上向井は選挙カーがんがん回してますw あの人は、落選しても不動産の賃貸で御飯食べていけるしね) あと、公明党候補もガンガン回してくれちゃったりしてますねえ(笑)。 篠原は二期目の挑戦。別に地盤や看板がある訳じゃない。 議会の度に、後援会や有志に「こんな事やってます」って会報をコツコツ配っていた。 元々、青年会議所に居たから、多少は、名前はそっち方面では知られていたらしい。 「選挙カー自粛しない?それで被災地に回そうぜ」 この話が来た時、篠原は一瞬迷った。当たり前だ。7日しかないのに。 選挙期間中、演説しているとこで、雨でも降ったら レンタルしてるメガホンやら何やら、どないして運ぶねん… 街頭演説の場所も限定されてくるやんか… それでも使命感から、その話を受けた。結局、50人程度の候補者の中で 「浮いたお金を、被災地に」現職候補で、この提案に賛成したのは7人。 篠原は昨日、市政演説会で有権者に語った。 「僭越ではありますが、私は、皆様から、信頼を頂戴しとうございます」 「動員票ではなく、おひとりおひとりが「篠原へ」と信頼して頂く票でないといけません」 動員票を掛けられる側が、議会や政治を、ちゃんと理解しているかは甚だ疑問だ。例を挙げたら公明党かw 私は、この7名の名前は何となく分かる。 新人候補であれば、選挙カーで名前を連呼する方法はアリだと思う。 でも、そうじゃなくて敢えて不利な状況に自分を追い込んで 自分の身が沈むかもしれないリスクを賭けて、選挙に挑む候補者に対して 本当にほんとうに、頑張って欲しいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年04月23日 14時39分21秒
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