ゆふいん便り　

今回は　ドングリをモチーフにペンダントを作って見ました。
このドングリの葉の葉脈は　実物の葉を写し取りました。



地金はSV９２５　９mmの黒蝶バロックのドングリです。
葉の虫食いには　０・０３ctのダイヤを露に見立てて留めました。

ご存知のように金鱗湖から由布岳の方を眺めると、
右下に広大な　通称コナラ原生林と呼ばれる原生林があります。
主としてコナラが生い茂り、S36年に県天然記念物に指定されてるんです。
九州山岳地帯標高500mから800m程度での代表的な森林であり、
しかも集落(岳本）のすぐ近くにありながら約400年以上も
伐採されていない非常に珍しい存在だと言われてます。
私の工房もこの岳本地区になるのですが　地元では
あのコナラ原生林には　龍のような大蛇がいて・・・
実際に見た人もいるそうで・・・
４００年も人間の手が入らなかったのもうなずけます。
しかし秋には　このコナラ原生林が
由布岳の裾野をみごとな紅葉で彩ってくれます。

そんな手付かずの自然がいっぱいあるこの由布院で
この９月に　１２回目の銀のかたち展を開催！
１２回と言うと　干支が一回りですよ！（すごいです！）

秋の稔りを前に１２回目の銀のかたち展を記念して
また　ゆふいんを訪れた思い出に・・・
このドングリにいろんな思いを込めて作ってみました。

ちなみに　９月２６日の誕生花が　このコナラ
花言葉は　勇気・独立 だそうです。