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2006.07.27
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カテゴリ:こども・家族

娘(小1)は、小学校に入るずいぶん前から自由研究は、せっけん作りと決めていた。

私が趣味で作るせっけんに、危ないからという理由で、触らせてもらえなかったこともあって、

憧れのせっけん作り。

小1の子には、まだ早いかとも思ったのだけど、ここはたっての願い。

この暑さの中、長袖長ズボン、水泳用のゴーグル+マスク、ゴム手袋という完全防備で、

せっけん作りに意挑みました。

最近、せっけんを作る気持ちの余裕がなかったので、

一石二鳥とばかりに母のほうが、汗をたらしながら楽しんでしまいました。

(我が家のキッチンには、クーラーがないのです。これは、結構自慢!だからビールが美味しいのです。)

 

精製水の味見をして「塩の味がするね」とか

ブレンドしたオリーブオイルに鼻を近づけ「パスタの匂いがする~っ!」とかいいながら、

温度計とにらめっこして、タイミングを見計らったり、

グルグル泡だて器でかき混ぜたり、

動いている時は、それなりに楽しんでいたみたいだけど、 

思いのほか単純な作業に、最後は、「アイデア貯金箱も作ろ~っと」

で、締めくくりでした。

 

夏休みの自由研究や工作、読書感想文、書写に絵画。

私の子どもの頃から、お決まりの課題たち。

私自身は、親に手伝ってもらった記憶はないけれど、

適当に、それなりにこなしていた気がするんだよね。

今はというと、親子で楽しむ自由研究系の本はワンサカあるし、

科学館や博物館、その他あらゆるところで、子ども向けのワークショップが開かれている。

それはそれで、素晴らしいことで、今のこどもたちは、そういう点では、

恵まれてるな~ともおもうけど、ちょっと視点を変えると、

それが、親の自己満足になっていることも多々あるんじゃないかと。

夏休み明けの作品展で、まるで自分のことのよに一喜一憂する母親達をみているとね。

習い事然り、お受験然り、やっていることそのものじゃなくて、

大人として、親としての自分の立ち位置を意識していないと

おかしなことになってしまう。

自分のもつ力を社会のために役立てるのが一人前の大人の役割。

やっぱり人間、表現する場と、評価される場が求めているんじゃないかと思うのでした。

 

 






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最終更新日  2006.07.27 22:51:13
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