カテゴリ:こども・家族
娘(小1)は、小学校に入るずいぶん前から自由研究は、せっけん作りと決めていた。 私が趣味で作るせっけんに、危ないからという理由で、触らせてもらえなかったこともあって、 憧れのせっけん作り。 小1の子には、まだ早いかとも思ったのだけど、ここはたっての願い。 この暑さの中、長袖長ズボン、水泳用のゴーグル+マスク、ゴム手袋という完全防備で、 せっけん作りに意挑みました。 最近、せっけんを作る気持ちの余裕がなかったので、 一石二鳥とばかりに母のほうが、汗をたらしながら楽しんでしまいました。 (我が家のキッチンには、クーラーがないのです。これは、結構自慢!だからビールが美味しいのです。)
精製水の味見をして「塩の味がするね」とか ブレンドしたオリーブオイルに鼻を近づけ「パスタの匂いがする~っ!」とかいいながら、 温度計とにらめっこして、タイミングを見計らったり、 グルグル泡だて器でかき混ぜたり、 動いている時は、それなりに楽しんでいたみたいだけど、 思いのほか単純な作業に、最後は、「アイデア貯金箱も作ろ~っと」 で、締めくくりでした。
夏休みの自由研究や工作、読書感想文、書写に絵画。 私の子どもの頃から、お決まりの課題たち。 私自身は、親に手伝ってもらった記憶はないけれど、 適当に、それなりにこなしていた気がするんだよね。 今はというと、親子で楽しむ自由研究系の本はワンサカあるし、 科学館や博物館、その他あらゆるところで、子ども向けのワークショップが開かれている。 それはそれで、素晴らしいことで、今のこどもたちは、そういう点では、 恵まれてるな~ともおもうけど、ちょっと視点を変えると、 それが、親の自己満足になっていることも多々あるんじゃないかと。 夏休み明けの作品展で、まるで自分のことのよに一喜一憂する母親達をみているとね。 習い事然り、お受験然り、やっていることそのものじゃなくて、 大人として、親としての自分の立ち位置を意識していないと おかしなことになってしまう。 自分のもつ力を社会のために役立てるのが一人前の大人の役割。 やっぱり人間、表現する場と、評価される場が求めているんじゃないかと思うのでした。
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最終更新日
2006.07.27 22:51:13
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