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2006.08.02
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カテゴリ:こども・家族
長男が友達の家にお泊りに行き、

昨夜から我が家は3人娘5人家族、とても穏やか。

家の中で、ボールが飛び交うことはないし、組み合わせが少ない分ケンカも少ない。

何するにも一呼吸する余裕があるような気がする・・・

けど、これはあくまで主観の問題。

 

子どもひとりのときは、それで手一杯だったし、

自分の時間がない!ない!って、大騒ぎしてた。

2人のときは2人のときで、3人のときは3人のときで、

いっぱいいっぱいって、感じだったし、

4人になれば4人になったで、大変なような気がしているけど、

もし仮に、我が家にもうひとり子どもが生まれたら、

今の状況が優雅に感じられるのだろう。

人間の主観なんていい加減なもの。

慣れは恐ろしい、いや、慣れはありがたい。

 

小さな子どもがいると「今じゃなきゃダメ!」と思う自分が、

とても我がままに感じるし、周囲からは、

「もう少し待てないの?」「今じゃなくたっていいじゃない。」という声。

でも、子育て終わったら、子どもの手が離れたら・・・

なんて思っていたら、ホントにあっという間に、時は流れてしまうのも事実。

 

母である女性が真剣に何かに取り組むには、手放すこと、

あきらめること、そして、踏ん張るところは踏ん張る覚悟が必要だとおもう。

子どもが生まれることで、ココロも身体も、置かれた状況や立場も大きく変化する。

なのに、向き合わなければ向き合わないで、何となくすり抜けてしまえる時期。

裏を返せば、きちんと向き合って、考えれば考えるほど苦しくなってしまう時期でもある。

それまでの自分の生き方とか、周囲とのコミュニケーションのとり方とか、

これから何をして生きていくかとか、

自分の身体のことココロのこと、パートナーを含めた周囲の人との関係・・・

小さな子どもがいる状況で、そのこの親として、

ひとりのおとなとして、何をしていくべきか?

ギリギリのところで、見極めて、選択をして、切り抜けていく、という感じ。

 

こんなときにこそ、

おとなの時間とこどもの時間は、同じ速さでは流れていないということ、

守るべき存在を持つ立場であることを忘れずにいたい。

子どもと長い時間を共有するからこそ、心地のいいものも、

そうじゃないものも含めて、感じることがあるということを忘れずにいたい。

 

時を追うごとに、目に見えて成長していく存在であるこどもは、

おとなとしての自分の成長を見極める、尺度にもなってくれるありがたい存在だと思う。






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最終更新日  2006.08.03 12:40:55
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