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九之坪自然と文化のまちづくりの会

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2007.09.25
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「暑さ寒さも彼岸まで」という諺があるように、日本人にとってお彼岸はとても身近なもの。

秋なら秋分の日、春なら春分の日を中日として前後3日の7日間。

「その期間は、彼岸へ渡るために徳をつみましょう。」(夫談)という期間らしいです。

彼岸会を行なうお寺もありますね。

煩悩や迷いに満ちたこの世を「()(がん)」というのに対して、向う側の極楽浄土が「彼岸(ひがん)

この時期には、おはぎ(春ならぼたもち)や彼岸団子をお供えする習慣があります。

これも餓鬼に施す、徳をつむということになるのかしら。

 

スーパーで「あ~らお団子!そういえばお彼岸ね~」何ていう声を耳にして、

千何百年も続いている日本仏教の代表的な行事のひとつを、

スーパーの団子をみて、思い出すっていうのも、どうかと思いましたので、

今年はこどもたちと、お彼岸っぽいことをしてみました。

一緒に彼岸団子づくりです。

 

米粉に熱いお湯を注いで、コネコネして(捏ねれば捏ねるほど美味しくなるそうですが、

500グラムの粉を10分も捏ねれば、もちもちのお団子が出来上がりました。)、

一口大に丸めたものを人差し指と中指の二本でつぶしながらか形作って、

蒸し器で20分蒸したら出来上がりです。

つるつるぴかぴかの出来立てのお団子を、物欲しげにながめるこどもたちでしたが、

先ずは本尊さまやお墓にお供えして、お下がりをいただきました。

 

お金を出せば、何でも手に入るときだからこそ、ちょっとしたきっかけがある時に、

ちょっとしたことを伝えていきたいと思うのでした。

 

で、夜になって気づけば、今日は中秋の名月。

いつもは、まんまるのお団子をお供えするのですが、

急遽冷凍団子を蒸しなおして、今年はお月さまにも、彼岸団子。

お月さま、ゴメンナサイ・・・

 

ススキを飾って、里芋、人参、大根、蓮根をお供えして、お月さまに願いごとしました。

毎年の我が家の恒例行事でした。






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最終更新日  2007.09.26 10:32:44
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