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はあー。
今日もこんな時間まで…かかってしまいました。 本日は午後からプレゼンです。 1週間前にオリエンがあって、シートと出されたお題にそって繰り返す会議。 企画内容を詰めに詰め、はっきりとした方向が決まるのは大抵2日ぐらい前です。 それまで、貴重な5日間を進んでいるような進んでいないような…という状態で過ごします。 提出する制作物が全然できてないからそう思うのですが、 こうして一見無駄な時間を過ごしてしまうのは、それなりに必要なことだったりします。 関係各位と顔を合わせると、今回の戦略はほどほどにし、 前回の反省(と言えば聞こえはいいかも知れませんが)、要するに グチに近い発言や、競合他社のうわさ話、クライアントの担当者の性格判断まで出る始末。 結局別の仕事のハナシになってしまったり、 食べ物やテレビの話になって、収集が着かなくなる… こんな会議を見たら、普通なら 「意味のない会議」とか「遊んでる」ふうに見られても仕方がないですね。 でも、どんな話をしていようと、プロが顔をつきあわせて話しているのだから、 どんな会話であろうと、大筋で話が反れるというわけではなく、 根底に必ず今回の企画の内容の事を考えているのは言うまでもありません! おしゃべりに見えても、まったく無駄な話というのは案外無く、 手元にあるコーヒーカップからアイディアソースを拾ったり、 会話から新情報を入手したり、…と、実は今回の戦略を練りに練っているのです! ああ、言えば言うほど、言い訳のようです(爆)。 そうだ。 今回のディレクタに、面白い広告コピーの例を教えてもらいました。 何の広告かは聞かなかったのですが、 「母さん、どう見ても、おまえの仕事は遊んでいるようにしか見えないんだよ」 (本物はちょっと違うのかも知れません、ゴメンなさい) 言い得て妙です。いいコピーだと思いました(^^)。 「自分自身・自分そのもの」で、真剣に仕事をしている様子を、 チャーミングに伝えていると思います。 そして、息子か娘のやっている仕事は、母から見ると「新しい」仕事のようですよね。 自分もそういう感じで仕事しているかも、と思うと嬉しくなります。 さて、タイトルのプレゼンの奥義とは。 やっぱりどう考えても、アッタリマエなんですが、企画内容。 守備範囲を広く広くとり、無駄なような、だけど真剣な、 人と人のやり取りの中から生まれる小さなタネをいくつも拾い上げ、 全てをある一定のところまで育て、さらにアーダコーダ言い合う。 時には通りかかった社内の人間に聞いてみる。 担当「どー?これ、わかる?」 通行人「…」 担当「○○のつもりなんやけどね」 通行人「ワカラン。」 こうなるともう、練り直し! 時にはせっかくのアイデアであろうと、伝わらないメッセージなら切り捨てる。 あ、あと、ガマンクラベになってしまうこともある。 「何となくこんなカンジかなー」と言いながら、 本当に何となくまとめて資料を添付してプレゼンに臨んだとしたら、 それは落ちても仕方ない。 ガマンクラベだと思って、もっとじっくりつきあわないとね! その「何となく」から、何度も何度も作り直し、 何がいいのかが、わからなくなりそうになりながらも、 必死に基本の柱を確認し、チームが同じ方向を見ながらすすみ、 ああ、やっぱりわからないかも…と、またもや思いながら 結局、ギリギリまで考え続ける事かなと思います。 こうして、1~2日過ぎ、残り1日を迎えたところで突然、 残った選手達の洗練に入る。 何度も何度も検討を繰り返し、ココダ!と言う瞬間を迎えるのは… 大抵、前日の午前1時~3時を回った頃。 ここまで練った企画内容。 あとは、素直に、まっすぐ伝えるのみ。 プレゼンだけが上手なんて、カットは下手だけど仕上げが巧い美容師みたいなもん。 後でどーすんの、結果は「ナニコレ」ってなモンですよ。(多分…) シャベクリが巧いとか、ちょっとしたオミヤゲを持っていくとか、 あらかじめトップセールスでどうこうしよう…とかいうのはドウでもイイ。 まあ、上手に話せるなら最高ですけどね!!! でもね、やっぱし企画なんですよね。 とーぜん、吊してみせる方が効果的なら吊すとか、 折って見せた方がよりリアルなら事前に折っておくとか、 サイズはどれで見せるとか、見せる順番とか、ストップウオッチで時間振りとか そんなことは当然しなくちゃいけないんですけど、 やっぱり企画なんですよね。 取れる。 そう思える内容になるまで、前から、後ろから、ナナメから、てっぺんから、 内容を切り刻んで見ている。 あとは手が震えても、頑張って声を出して伝えるべきコトバを伝えるべし。 さ、と言うわけで今回もこんな時間です。 私はこれから少し寝ます。3時間ぐらい眠れるかな?(-。_)。。o〇 通ると信じて、しばし眠ります。 朝なのに、お休みなさい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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