カテゴリ:読書
今月はまぁ当たりかな?放射線の本があるので実質5冊
2014年5月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:2085ページ ナイス数:56ナイス あんじゅう 三島屋変調百物語事続 (角川文庫)の感想 前巻「おそろし」はほんの始まりの巻だった。さすがに同じ趣向では行かないのが宮部作品!今作は出会いの巻とでもいうべきか。気になる人物は江戸に残って船頭になる平太。早く一人前になって三島屋のみんなで船に乗ってほしいです。山走りのシーンはしをんさんの「神去…」を思い出した。表題作「暗獣」はその字面から怖い話かと思っていたら、くろすけ、いじらしくて、切なくて、かわいくて心に残りました。行念坊の話、トリにしては意外に地味?と思ったらさらに終章がありましたね。この先も楽しみ.あ、表紙はくろすけじゃん 読了日:5月5日 著者:宮部みゆき やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識 読了日:5月21日 著者:田崎晴明 ちょちょら (新潮文庫)の感想 「しゃばけ」「まんまこと」の町人から一転今度はお武家小説(侍小説ではないですね)。しゃばけシリーズと同様の軽い語り口ながら内容はぐんと重くシリアス。時代小説ではあるけれど中身は経済小説・企業小説に近いかな?そういう意味では惹句の「お江戸のサラリーマン」は当を得ている。欲を言えば留守居役組合の面々にもっと出てきてほしかったなぁ。結末は意外だったけど続編とかもあるのかなぁ?接待してもっと大きな出費を抑える。なるほどとは思えるけれど現実のこーいう人はやっぱり好きになれないかも(^^; 読了日:5月21日 著者:畠中恵 お早く御乗車ねがいます (2011-09-22T00:00:00.000)の感想 中央公論社で鉄道好き阿川さんの鉄道(ばかりじゃないけれど)本、まさかと思いつつあとがき読めばやっぱり宮脇俊三さんがかかわってましたね。まさに中堅どころになった時代でしょうから好みの企画も通せたんですねぇ。百間先生の「阿房列車」と少々重なる時代で百間先生との見解の相違も面白かった。昔は外航航路の船に国内だけの乗船もできたんですね。うらやましい時代です。食堂車って全盛時代から美味しくはなかったというのが結構意外。そういえば百間先生も料理よりはお酒に専念してたみたいだしね 読了日:5月25日 著者:阿川弘之 203号室 (光文社文庫) 読了日:5月30日 著者:加門七海 拒絶空港 (新潮文庫) 読了日:5月31日 著者:内田幹樹 読書メーター にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年06月06日 11時58分18秒
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