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『うつ病 ─まだ語られていない真実』岩波 明 著 筑摩書房
未読の為、内容は不明ですが 少なくとも「うつ病を「心のかぜ」などというのは、本当の臨床を知らない人のたわごとである。」との意見には深く賛同する。 未経験の人、現状縁がない人、基底エネルギーの強い人には、理解し難いだろう 心が弱いと言われる点は否定しない エネルギーの有り余る方には、どうしたって理解できないだろう 人の心は十人十色 鬱を発症する人も、その症状も十人十色 限界値もまた、十人十色なのだ 鬱は容易に自傷、ひいては自殺企図を引き起こす 周囲が現実に気付くのは、本人が既に傷付いた後 だから何が出来るのか、と言えば 周囲に理解(力)が無ければ、所詮は無理な話 患者はどんな理由も最後は本人の所為と自己完結している 余程の理解と努力がなければ、本人は更に自らを追い詰めるし 周囲は対処に困り疲弊するだけである 乗り越える方法は、全ての人に開かれるのか 根元の問題として、本当に救われるのか そして、救われる価値があるのか どんなに表面を取り繕っても、本人の心は孤独である お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月02日 20時30分11秒
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