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今までトレイルレースを幾つかこなしてきたが過去にこんなきつかったレースはあっただろうか?
上野原トレイルレースの噂は知っていたので怖さ見たさでエントリーしてみたのが始まりだった(笑) 因みに僕の知人関係で過去に完走した人は今だもって聞いた事がない! ■9/8 仕事が終わって帰宅後、上野原トレイルレース会場へと向った! 一緒に参戦するH師匠と21時30分過ぎに会場近くの空き地で合流ができた! その後はちゃっちゃとテントの設営をして明日の為に備えてテント内にて就寝! が・・・・!その直後に思い出してしまったのだ!リュックとキャメルバッグを自宅に忘れてきてしまった事を・・・(大汗) ここは落ち着いて明日スタッフで来る親戚のハスキ-さんに相談!一式貸して貰う事になり一件落着しました(ホッ)・・・自分のアホッ! ■9/9 レース当日!起床4時30分。 朝食・受付を済ませ準備完了! 6時頃にはハスキーさんのリュックも届いた!(本当にありがとう♪) 会場に向かいスタート前の記念撮影! 本日のコースはこんな感じである! スタート→御前山→高柄山→第一関門・大地峠林道出会→矢平山→船山→トヤ山→倉岳山→高畑山→大タビ山→日向船→サンショ平→棚ノ入山→二十六夜山→第二関門・尾崎集落→第三関門・大地峠林道出会→高柄山→御前山→ゴール。 いくつもの山々を越える大会は想像以上である事をまだ知らないアホなのむ太郎であった(爆) 7時スタート! ここから林道入口までは急なアスファルトの上りが2kmほど続く! 林道入口に誰よりも入るのがトレイルレースでは必須!スントの表示を見ると4:30/kmペースで走っていたのには自分でも驚いた! 苦しくも林道入口までダッシュしたので山道に入るまでそんなには並ばずに済んだ! 先ずは第一段階クリヤーした! ここから山に入り必死に上がるが思っていた以上な急な上り!2~3箇所はロープを使って這い上がるような所もあった。 第一関門(7.35km地点)通過タイム 1:30。 第一関門から第二関門までは沢山の山越えがあり給水ポイントが一箇所しかない。しかもペットボトル1本しかもらえないのでここでキャメルバッグを満タン給水する必要がある。 重いがしかたない(泣) 気持ちを入れて山に入山するがここからはあまり記憶がない! いくつもの山々を足が攣る寸前まで上ると頂上を向えそして下るの繰り返し。足には非情に堪える。本当に涙が出た。 疲れ果て10km地点あたりで左足首を捻挫。ジンジンするがもう行くしかない。 こんだけの山々を越えて行くといい加減気持ちも折れかけ気力・体力も限界になった。 最後の二十六夜山から第二関門までの長い下りではもうリタイヤする事しか考えが浮かばずに歩いていた。腰痛も再発、攣った太腿、左足首の捻挫、足の裏も痛くない箇所はどこもない。 我慢出来ないくらいの激痛が足を襲う。 こんな魂レベルの大会は初めてだ。 泣きそうになりながらも第二関門に到着。 第二関門(25.2km地点)通過タイム6:28。 目の前には自動販売機があった。思わず駆け寄りコーラーを買った。うまい。 ここでハスキ-さんと会い気持ちも上がってきた。 リタイヤするつもりだったがとりあえず第三関門まで行くことにした。 給水を終えて出発したら第三関門手前までハスキ-さんが伴走してくれたのだ。 心強かった。ここでハスキ-さんに会っていなかったら完走できたか分からない。 途中いろんな話をしながら前に進んだ。このレースの中でとても楽しい唯一の時間であった。 本当に感謝してます。ありがとう。 ハスキ-さんとは途中で別れ第三関門にむかった。 第三関門(30.6km地点)の記録は出ていなかった。 ここからは下り基調との事で頑張る気力が出てきたが足はもう終っている。 走っているのか歩いているのか分からないほどの速度で前に進む。 最後の最後の山と考えながら2つ3つ越えた。 山を下って残り2kmのアスファルトに出てきたが足裏が痛くて走れなかった(涙) 長い長い1日が終ろうとしている時に目にそして魂にグワッと何かが熱く込み上げてくる。 こんな感情は久しぶりにあじわった。 そして感動のゴール! ゴール直後は・・・ぶっ倒れて足が攣りっぱなし! 種目38.6km。 出走者 802名 / 完走者 460名 / 完走率 57.4%。 男出走者 749名 / 完走者 427名 / 完走率 57.0%。 女出走者 53名 / 完走者 33名 / 完走率 62.3%。 のむ太郎の記録 9:35 順位 378位/802名。 この後は北丹沢トレイルの会場でもある青根キャンプ場へと師匠と移動してテントを張った。 至福の一時である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年09月13日 08時36分55秒
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