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カテゴリ:マンタナニバザール
マンタナニ島と一口に行っても 実は大きいのと小さいのそして中といいたいのですが、 ツバメの巣が中にある、リンギサンという小さな島の3島からなります。 いままでマンタナニというとこれも実は、マンタナニバサール(大)の 方を長年指していてネット等の情報ではのっていますが。 僕がここで紹介しているのは主にマンタナニキチル(小)の方なのです。 ちなみに言うと小の方はいままで誰にも開発されたことがない無人島です。 僕が主に所属している会社でしかツアーはやっておりません。 さて、今回の話はマンタナ二バサールの方なのですが(ややっこしくてすみません) こっちは島民が1000人くらいいます。 そして、子供がすごく多いところです。 島民のほとんどはバジャオ族、主にフィリピンから来た海洋民族です。 (僕も黒いのでバジャオ族に似ていると言われます) コタキナバル近辺ではあまりみられないような生活様式で 家がカラフル、軒下にハンモックなんかあります。 みんな主に漁業をやって暮らしています、島のいたるところでボートを作っていたり 網を作っていたり 魚を干していたり、少し日本の昔の漁村の風景に似ています。 あひる、牛、やぎ、ねこ、さる、鶏、人間が入り乱れて住んでいて それぞれ好き勝手に放し飼いにされています。 白砂のビーチに大きな牛がいる奇妙な風景に出会えるのも特徴です。 ボルネオのメインランドから離れているので、観光客がおとずれることもめったになく 観光地では決してみられない素朴な島の人々の表情をみることができます。 観光客に対して向こうから寄ってくるだけではなく、遠めで眺めたり、好奇心の 強い子供でもいきなりは近づいてはきません。 中には泣き出してしまう子供もいます。 最初は逃げられてしまいますが、じょじょに近寄ってきたり、 実は後をつけてきていたりして、慣れてくると一緒に遊んでくれたり 写真を撮らせてくれます。 すごく笑顔が素適な子供達に出会えます。 目がくりくり大きく白い目で 無邪気にじっと見つめられます。 子供達の表情がここまで豊かなのは、なかなか都会にいると見られない光景です。 マンタナニキチルから、だいたいボートで5分から10分くらいで つきます。 一泊以上される方は是非、マンタナニバサールの村散策もリクエストしてみてください。 また違った意味での癒し、心の豊かさみたいなものを見ることができるかもしれません。 島からの帰り、子供達がボートに向かって手がちぎれてしまうほど 大きく手をふってくれます。 バイバーイという声と満面の笑顔 服のまま海に飛び込んで追いかけてきます。 写真は何とも言えないこの子供達の 表情がすごく好きです。 得たいの知れない、謎の外国人に完全に笑顔を作っているわけでもなく しかし、好奇心がある、遊びたい。 このおじいさんの背中も何かを物語っていると思います。 かっこいい、とはこういうことだみたいに。 自分も、こういうじいさんになるのかなと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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