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カテゴリ:コタキナバル
今回は今日と昨日立て続けに起こった 嘘のようで本当の話。 ボルネオの結婚式にまつわる話です。 いつものオフィスの昼下がり、お腹へったなーと思っていたら 急に(まあいつものことですが) 「ゆい!今日フリーザーの結婚式があるから ご飯まだ食べないで」と前もってのおあずけ、これはご馳走が期待できるぞしめしめ って、フリーザー結婚するの? またいきなりですかー フリーザーとは会社のマンタナニ部門の、オフィス側のほぼ責任者 それはすごいなー!と みんなで行っちゃいました結婚式 お腹はペコペコだが、めでたいめでたい! おお!ちょうどはじまっていました 何にも聞かずに行ったが、どうやらイスラム式? あれ?そういえばフリーザーってイスラム教徒だったっけ? と、思っていたら指輪です!愛のしるしでしょうか? お!愛の絆ですね?フリーザーもなかなかやりますな それにしてもおでこにキスだけでかなりてれています、 いいですねー、二人寄り添ってこれから生きていくよー のあかしでしょうか? いつもヘラヘラ顔のフリーザーが今日は 凛々しいです。 男はこうやって守るべきものができると成長するのか? ドラゴンボールのフリーザのように? 式は簡素にここで終わってしまい、あとは昔とったきねづかよー っと言わんばかりに、おばあちゃまおじいちゃまが 民族楽器をかなで、ダラダラモードに突入です。 あれ?ご馳走は? せめてご飯ーっと思ったのですが サバ州をなめていました、ご飯がでるのは明日よーと 今日はお菓子とコーヒーだけー らしいです。 ああ僕のお腹さんと背中さんが結婚式をあげそうです。 ちなみにフリーザーはカダザンドゥスン族でキリスト教徒だったのですが 奥さんがバジャオ族でイスラム教徒だったので フリーザーはイスラム教徒に変身です(しつこいですね) そんなー、それでいいのかなーとちょっと考えましたが マレーシアの法律でそうなっているそうです。 他宗教の女の人がイスラムの男の人と結婚しても女の人はイスラム教徒にならなくてはいけないし、 うーんこの辺りははっきり言ってよくわかりません。 うーん昨日の結婚式はバジャオスタイルで色とりどりで 素敵だったなー その後聞いた話、正式には4日間行われるらしいけど、 予算によって日にちを減らす人もいるようで フリーザーは2日、その時のドライバーは半日だったそうです。 うーんそれでいいのかー? 伝統と懐のさじ加減が大切ってことかー? と妙に納得しつつ、 今日はコタキナバル近辺の島マムティック島でダイビング。 島についてダイビングの準備をしていると うん?これは何の準備? まさか? 結婚式の準備ですか? そうなのです、昨日に引き続き今日も結婚式の場面にでくわしたのです 式は明日らしいですが、白砂ビーチがある島での結婚式もなかなかいいですね こんな珍客も遊びに来ますし 僕はお呼びでない? すべてその辺で調達したもの、 やしのぱっぱでアーチを作り、ヤシの実でたいまつ風? かざりもやしのはっぱ 周りの風景とも溶け込んで まさに自然がおりなすハーモニー 人間と自然の共同作業です 残念なことに写真を撮った時天気が急変し、 嵐がやってきました やっぱりこういう式というのは何かを呼ぶんですね いままでの出来事を洗いながして、これからの二人の新たなスタートを 予感しているような そんないきなりのものすごい嵐でした。 これは昨日の帰りの時のバスからの 風景です。 黄金色に輝いた夕日は、まるで二人の門出を祝っているように光っていました その光はまた、バジャオ族の色とりどりの装飾の中でもひときわ目立つ黄金色、 そして、まるで黄金のように日を反射させる白砂のビーチをあらわしているようでした。 幸せは続くものです、そして幸せは連鎖します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年06月29日 16時11分36秒
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