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カテゴリ:海の世界
会社の同僚と海に行くことになった。同僚の一人が、茅ヶ崎にリゾートマンションを持っていて、まさに海の目の前の好立地。すぐにその話に飛びつき、お邪魔することに 朝、暑い中鎧のようなスーツに身をつつむ、サラリーマン達の冷ややかな視線を浴びながら僕は、ど平日の都会のど真ん中の通勤電車の中、一人夏まっしぐらな格好で茅ヶ崎へ向かう。短パンなんて誰も履いていない、ランニングにアロハシャツなんて誰も見かけない、、 かなり肩身の狭い思いをしたが、さすがに茅ヶ崎の駅に着くと 夏っぽい恰好をした人達を大勢見かけた。やっと風景になじめた。 駅で同僚達と合流し、まずは買い出しに、ビールをケースごと大量に、チューハイ、氷も大量に買い込み、マンションへ 視界の先は海、潮風香る、日向ぼっこにも良い、絶好のバルコニーでクーラーボックスに大量の酒と氷をこれでもか!と流し込み、手を入れるとそこは一気に北極の世界へ! 飲む前に手が凍ってしまう。まずはチンコチンコのヒャッコイルビーで乾杯!! これぞ醍醐味。リゾートマンションが何故リゾートなのかといえる由縁 これがないとリゾートってつけちゃダメでしょ!と強引に言っちゃいます今日は(飲めない人すみません) さて、そろそろ海に行きますか! 当然のごとく、一周り小さいクーラーボックスが出てきて、酒達は海に向けて移動する。 それにつられて僕らも移動する。 どこからともなく、パラソル、組立て式の椅子達、今日は波がほとんどないので、サーフボードの変わりにボディーボードが二枚出て来る。(サーフボードだけでも5、6本ある!) 沖縄以外で日本の海で泳いだ記憶はほぼなく、平日なので、中高生が多いのか、やたら若年層が目立ち、ビーチというより浜は独特のカオスに満たされていた。 町内会のアナウンスのようにスピーカーからは地元だからなのか、サザン、特にハラユウコの甘い歌声がリピートでしつこいくらいに流れ、少子化ってどこの国のことだっけ?というくらい、大人ぶって酒やたばこを飲んでいるガキ達が気だるそうにトドのように何をするわけではなく横たわっている。 お世辞にもきれいとは言えない海だが、やはり海に入ると都会で憑いた嫌な物たちや時間やしがらみ、世間体、税金、将来への変な不安などの特になくても良い物たちがきれいに流されていき、スーと体が軽くなる。 全身の筋肉の強張りや肩の荷が下り、みんな少年のような笑顔になれる。表情が変わる。 この一見するとまったく無関係にも思える、ガキとサザンと浜と海の家の呼び込みなどが、 海をかいして一つになれる。なんだみんな仲間なんだというように。 泳いでは浜に戻り、ビールを飲み、また海に戻りボディーボードをする。 海→酒→海→酒、酒、酒、ぐらいになってくると疲れがみえてくる。 ただ久しぶりに海に浸かり、体を動かし遊んだなーという満足感の心地良い疲れ。 リゾートマンションに戻るとここもリゾートといわれる由縁(しつこいでしょ?) 何と、マンションの一回にシャワー室がある、それも一つや二つではなく5つくらいある。 ついでに言うとそれぞれの部屋の専用サーフボード置場なんかもある。 いや、VIVAリゾート! 部屋に戻ると、即2次会のスタート。 唐揚げを作ってくれるというので、ここは即席どこでも神出鬼没料理人の私の名において キッチンを拝借し、冷蔵庫の残り物だけでおいしい料理を作りましょうということで、 ゴーヤがあったので、オリジナル南国風(沖縄も南国だけど)ゴーヤチャンプルーと カシューナッツとゴーヤの即席ピリ辛お浸し南国風をあっという間に作りました。 二次会からはなんとワインなんぞも出てきて雰囲気アップ だんだん暗くなっていく海の景色を目の前にさらにガンガン飲んでしまいます。 どれだけ飲んだのか?海に入っている以外は朝からずっと飲み続けていたのにも関わらず ほぼ酔っていなく(僕だけでしょうか?)、性懲りもなく帰りの電車の中でも飲みながら帰った私。 家に帰り、ちょっとだけと思い布団に飛び込んだが最後、その後の記憶はすっかりなく、 久しぶりに海の底に沈んでいくように安らかで深い眠りにつけました。 そして、朝起きたら布団の上が砂や石だらけだったのは言うまでもありません(海パンのまま寝てしまったので) 都会のど真ん中から、1時間も行けばこんな世界が待っている。 最高の休日でした。ありがとう海、ありがとうリゾートマンションとそれを持っている同僚、ありがとう一緒に飲んで遊んだ同僚達、そしてありがとう酒
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Last updated
2012年08月11日 00時11分20秒
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