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カテゴリ:マンタナニ島
皆様お待たせいたしました!
マンタナニ島とコタキナバルのプライベートツアーの様子をお知らせします。 マンタナニ島はその後どうなったかというと、さすがマレーシアというべきか、中国人が大挙して押し寄せるようになり、ここマンタナニ島にもその波は届き、中華系観光客のみを扱うツアー会社が増え、今回マンタナニ以外のどこのツアーに行ってもそうでしたが、中...華系だらけです。 彼らの横暴さは全世界中の人が知るかぎりで、大自然の中ではそれがさらに目立ちます。 ただ彼らはわりと団体が多く決まった行動しかしないので、ボートを使いかつての水上ロッジや無人島のマンタナニ小の方に行けば人がまったくいません。 今回は赤潮の影響で海が濁っていて本来のマンタナニ島の綺麗さがお見せできませんが、無人島の方までは赤潮がほとんど流れてこなく綺麗さを保っていました。 あの静かで贅沢な時間はまだ存在しました。 悠久な大自然の中で中国人の存在や人間の汚染が作り出したと思われる赤潮(こんな大規模で長時間続く赤潮は僕がマンタナニ島に来始めた時には1年を通しても見られなかった)はどのような影響を及ぼしているのか?誰にもわかりません。 ただここには、それらを一瞬忘れられる圧倒的な自然がまだ存在しています。 この圧倒的な飾り気のない剥き出しな自然は6歳の女の子にはどう映ったのでしょうか? 「今はわからなくてもいいんです」 娘にいろいろな経験をさせてあげたいとこの旅に出る前にメールでおっしゃっていた 優しいお父さんの言葉が思い出されます。 僕もかつて8歳の時に、まだ日本人がいることすら珍しいハワイのカウアイ島に連れて行ってもらった時の記憶に重なります。 特に何がというわけではないのですが、あの感じが、あの時の匂いが、風の心地よさが 今の僕を作り、そして僕の場合は特にこの土地にまで運んでくれたのではないかと今では思います。 こういう場所にいると太古から同じように吹く風にさらされているからか、いろいろな思いや記憶や、言葉が蘇ってきます。 そして今僕はこの家族をガイドしていて、この6歳の女の子の立場もわかるし、 僕と同じ年代のこの子のお父さんお母さんの思いもわかるという立場にあることに不思議な感じがします。 悠久の時をかける自然の中では時が止まったような感覚におちいるが、ちゃんと時は動いているようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年05月21日 10時39分13秒
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