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カテゴリ:フィリピンな日々
僕が生まれた年1982年からドゥマゲッティーでダイビングショップをやっている日本人経営の老舗がある。
ドゥマゲッティーダイビング界の大先輩でアポ島や様々なダイビングポイントを開拓し現在ダイビングできているのはこのショップのおかげだ すでにオーナーの日本人の方はマニラに移住してしまいドゥマゲッティーには日本人のマネージャーのみとの話は風の噂で聞いていた。 ドゥマゲッティーで日本人経営で今現在も日本人がいてお客さんを取っているダイビングショップがここを入れて3つすでにその中の一つは僕が後を継ぐことが決まっているので残り2つの中のここが一つだ。 願ってもないことにこの老舗のダイビングショップに先日後を継ぐことになった これまた老舗のショップの黒沢さんが、「遊びに行くから、マネージャーの豊田さんを紹介するから挨拶に行かないか?」と突如誘っていただいた。 内心ドキドキでいちようずっとライバル視していたところだったので どう挨拶したら良いものかとその日が来るまで考えていた。 当日が来た、緊張しながら(まあいきなり食われるわけじゃないし)と 思っていると、この緩くて穏やかな空気がそうさせるのか すごく穏やかで飾らない人で、「ダイビングの世界は狭いよね?」と 言いながら、僕と黒沢さんがインストラクターを取ったショップのオーナーが昔仲良かったことや、昔はドゥマゲッティーも日本人のお客さんが多く儲かっていたが 最近は昔のようなやり方が通用しないので、どうしていけば良いのかなど アドバイスをいただいた。 始終穏やかで構えたところもなく、いろいろなことを惜しげもなく教えてくれた。 この感じに拍子抜けしまい、またドゥマゲッティーは欧米人には別名the city of gentle people 優しい人々が住む土地と言われていることを思い出した。 優しい人々が住む土地の空気に導かれて古くから住む人達もまた、その空気に馴染み 自然な優しさを当然のごとく身に着けたということなのか? 「俺はもう引退するから、この五十嵐君をよろしく頼むよ、何かあったら面倒みてくれ」 黒沢氏 「お客さんいない時は、暇でしょ?」「暇な時は遊びに来なさい」 豊田氏 どこまで優しくて、穏やかな人達なんだ!?ますますこの土地が好きになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年08月18日 14時00分13秒
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