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カテゴリ:フィリピンな日々
ランソネスとランブータンという果物をご存じだろうか?
ランソネスとは一般的には 竜眼、リュウガンの方が知られているかもしれないが フィリピンでもよく食べられ 9月~11月ぐらいの今がまさに旬のフルーツ 先日フェスタで行ったバレンシアにはそこら中に生っていて ビックリした。 漢方薬として果肉を乾燥させたものを竜眼肉(りゅうがんにく)、桂円肉(けいえんにく)と呼ぶ。 心と体を補い補血、滋養強壮の効果が有るとされる。疲労、不眠、貧血、病後、産後の肥立ち、また胃腸に効くとされる。 多量に摂取すると鼻血が出るという俗説もある。 ランブータンは(Rambutan) マレー語でrambutは「毛」「髪」を意味し、それに接尾辞-an(~もの)が付いて「毛の(生えた)もの」という語義を持つ。 確かに毛がモジャモジャで特徴的 フィリピンではRambutanを食べる人はBuotanだという格言がある ランブータンを食べる人は優しい人だと言う意味である。 それだけ庶民の中でも広く根付いている果物 種子は油脂に富み(オレイン酸とエイコサノニン酸が主要な脂肪酸)、工業的に重要で、食用油やセッケン製造に使われる。ランブータンの根、樹皮、葉は医薬品や染料として使われる。 味は両者とも同じムクロジ科に属しているライチに似ているが ランブータンの方がどちらかというとライチよりで甘味が強く ランソネスは上品な甘みと酸味もあり、品種により味も変わってくるが フィリピンではランソネスの方が人気がある。 それにしてもここバレンシアでは 至る所にランソネスとランブータンの木があり 今の時期どこでも実が生っている その光景はまさに理想郷、楽園である ちょっと実をもぎ取ってその場で簡単にムシャムシャ 食べることができる 驚くべき豊かさである。 この自然の豊かさがフィリピン人の大らかな性格や 豊かな助け合いの精神を形成している 目先の利益のためだけにこの豊かな自然を破壊しないでもらいたい 自然を破壊するということは、同時に豊かな心をも破壊することだと いうことが何故わからないのか!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年10月18日 10時50分37秒
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