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カテゴリ:ドゥマゲッティーダイビング
ドマゲッティの海底をスキンダイビングできれいにする
活動はまだまだ続いています。 しかし、なかなかゴミは減らない 何の躊躇も考えもなく、食べたらすぐポイっと袋を 海に投げ捨てる、オムツのまま海に遊びに行き オムツがとれてしまったらそのまま海に放置する 親はむしろめんどくさいからそうさせている (オムツが海底に落ちていることがめちゃくちゃ多いのです!!) 僕らもこんなイタチごっこをただ単純にやっているのも バカバカしいので、トレーニングをもう一段階上のレベルに移行した マスクなしでのスキンダイビングトレーニング マスクがただないだけで 水が鼻の中に入って来る恐怖や、見えない恐怖 その自分が作り出した小さな恐怖を自分で増長させていき 精神的パニックになる人もいる プロのトレーニングとしては自分が精神的にタフになり こういった恐怖に打ち勝ったり、乗り越えるのはもちろん 逆にダイビングを教えたり、引率する側のお客さんの立場を 考える、感じ取れないとダメ どういう恐怖感を感じるかや、どういう傾向にあるか パニックにはどうしてなるか それを自分自らトレーニングしながら実験していく しかし、フィリピン人の若者にはこの意図がよくわかっていない 僕らができるのは当たり前 しかもこの先プロになったら見本を見せたり、自分が見本にならないと いけないので、できるレベルではなく完璧を通り越して うまく、わかりやすく見せる方も考えないといけない 一つのことを繰り返しやりながらも 様々なことを考え、感じていかなければいけない そういう作業自体おそらく彼らの人生の中でやっていきたことがないので 難しいと言える。 でも上を目指す限り、自分で工夫し、より豊かな生活を得たいと思う限り 今の世界では残念ながら、こうやって努力したり、工夫したり 人と違うことを考えたり、感じたり 今まで自分がやってこなかったこともやっていく必要がある フィリピン人の若者には日本人に教えるように 何も言わないで背中をみせるとか 同じことをずーとやらせて自ら感じさせることは 難しい。 自ら考えて動けるように、まずはゼロからコンコンと説明や 手取り足取り教えていく必要がある 本当に年月がかかり、しかもその思いをなかなかくみ取ってくれる 人間などいないので 平気で給料が数百円高いだけで、他の会社に転職する 海底のゴミ問題も、自ら考え行動できないのも 教育から来ていると思うし 物事を深く考えること、想像力の欠如から来ているかと思う かなり難しいがこういうトレーニングや 仕事を通してでもそういったことを身に着けていく それがフィリピンやその個人にとって何よりも大切なこと 未来に繋がるものだということを認識させる 日本の素晴らしい会社の教育体制などをフィリピンにも 持ってきて教えてもらいたい。 想像力を養うこと、海のゴミ問題を考えること トレーニングする意味や意図を感じること すべては身の回り、普段の生活にこそ大切なもの、学びがある 大切に丁寧に暮らしていこう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年01月23日 07時11分55秒
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