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カテゴリ:ドゥマゲッティーダイビング
普通では息ができない海の世界の中で
人間はスキューバという道具を使い 水中でも息ができ、ダイビングを楽しめるようになった 逆に考えるとその道具がないと人間はダイビングができない もし万が一その道具に何らかのトラブルがあった場合のことを 考えなければいけないのが僕らダイビングを生業としている プロダイバー達が考えなければいけないこと そのためには時に最悪中の最悪な状況を考えトレーニングを行う 今日のトレーニングは例えプロダイバーであっても 難しい、マスクもフィンもつけずに7メートル以上潜り 例のごとく海底のゴミを回収し続ける 恐怖に打ち勝つ強い精神力とそれなりの体力がないとできない ダイビングにおいて先のことを考え過ぎたり こうなったらどうしよう これできなかったらどうなるかなとかの 深追いをし続けてしまうと恐怖が増幅し 呼吸は速くなり、落ち着けなくなり やがてパニックに移行してしまう。 その辺のプロセスやどうやって落ち着いたら良いかなどを 考え、感じるのには最高のトレーニング このトレーニングがスムーズにできるように なればたいがいのことには動じなくなり 自分自身の自信にもつながる ただし、何度も言うように過剰な自信は 自分自身をも事故に繋げるし、即急に動ける フットワークをも奪う 何よりもお客さんのこと、周りの人のことを 考え、感じられないようではしょうがないし そこに一番の優先順位がある とにかく日々様々な方向からのアプローチができる トレーニングを行い、それを繰り返し いざという時に動けるように備えをしていく 99,9パーセント事故は起こらないとしても 残りの0.01パーセントの事故の可能性がある時に しっかりとした対応ができるように トレーニングや普段からの勉強や、ディスカッションが必要になってくる サービスや学ぶことに終わりや完璧と言うものがないように ダイビングのトレーニングや準備に終わりや完璧はない 身体も鍛えるが心も鍛えていかなくてはいけないし 何よりも人間性が求められる どんなことにも学びがあり、極め続けていくことができる そういうものを一つでも持っていると人間がより豊かになれる気がする ダイビングとは僕にとってただ潜るものでもない お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年01月30日 09時41分31秒
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