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カテゴリ:ドゥマゲッティー観光情報
何とかなくは理解していたが、実際に行ってみて、地図を見てみて なかなかネグロス島って面白いと再発見した ドゥマゲテから南に海岸線沿いの道を下って行き、さらに西の方に行くと シアトンやサンタカリーナの辺りはスルー海に面している そのままスルー海をはるか西に進めばパラワン島方面へ行き 世界遺産になっているトゥバタハリーフまで行ける 南に下っていけばミンダナオ島だがどちらにしても最も危ないと 言われている海賊が出る海域にあたる しかし、マグロ漁には格好の場所で海としても最後の秘境だろう
そんな抜群な立地にあるので当然シアトンとサンタカタリーナの境辺りの 村はマグロ村としてマグロ漁でみんな生計を立てている そこの元バイヤーの人と知り合い、実際にその村へ連れて行ってもらった マグロ村の土地もほぼ彼の持ち物だという、この辺りの20ヘクタールほどは 彼や彼の兄弟の土地、もちろん中華系フィリピン人だ スルー海を望む抜群の場所にある彼の土地と、マグロ村 昔は日本の会社もマグロやシーフードビジネスで参入してきたり、 常石造船がこの土地を購入したいと 言って来たそうだったが首を縦に振らなかったそうだ
マグロ漁は漁師のおっちゃん達は未だに昔ながらの漁法で 行っているようだ 大きなブイのえさをつけそれに食らいついてきたマグロを 生け捕りにして船に引きずり込みみんなで木の棒のようなもので 撲殺する 本当にこんな小さくて年老いたおっちゃん達がやっているのだろうか?? 今日はあいにく土曜日だったので漁はお休みの日で おっちゃん達朝から酒飲んで良い気分 漁のことを聞いてもあまりろれつが回ってないし この地方の独特の訛りで聞き取りずらいことこの上ない
水が冷たいインド洋から今の時期暖かい海域である フィリピンに来てパラワン島を経由してこの辺りにも流れてくる 大型船はパラワンの沖合やミンダナオ沖合まで行くが おっちゃん達の船は小さいのでせいぜい言っても30分から1時間の距離だという それでも十分マグロは採れる 小魚が多い時はマンタもやってきて群れに突っ込み イルカ達も大量にやってくるという 酔ったおっちゃん達は「イルカ食いてえなー、最近食べてないんだよねー イルカ漁は国で禁止されてるからなー、昔は食べれたのに今は隠れながらしか 食べれない、食べてえなー」 と連呼していた、この辺りにもイルカやクジラを食べる文化が昔からある。 日本との距離がぐっと縮まった気がした
また戻って来た時に、マグロ漁に参加させてもらうことを約束して もしかしたらマグロあるかもというアイスプラントに向かった 昔はこのアイスプラントがなかったので 取れたマグロを保存するのが大変で、それが原因で日本や海外の 会社は撤退してしまったらしい。 マグロありますかー?と見せてもらいに行くと あった、あった 巨大なキハダマグロ!一人で持つにはかなり重い!
寿司食べたいなー
ミンダナオ島南部のジェネラルサントスだが そこにもこのマグロ村から実はマグロを持って行っているようだし ジェネラルサントスはイスラム過激派の影響が比較的強く フィリピンの中でも要注意な街としてあげられる なので、こんなにもドゥマゲッティの近くにマグロが大量に採れる 場所があったなんて、考えれば考えるほどワクワクする 来週か再来週あたり実際のマグロ漁を突撃取材してこようと思う お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年03月16日 10時30分46秒
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