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カテゴリ:フランス
アルルの朝はさわやかだった。ユースで朝食をとり、そこにいたアルゼンチンから来たという女性と話をし、いつもの町まで行く道を通り鉄道駅まで歩いた。
一度やってみたいことがあった、それは二つの目的地のどちらかに行くのに 先に来た方の列車の目的地へ行くということだ。 マルセイユかアヴィニョンへ、アヴィニョン行きの列車が先に来たのでそれに乗った。 どうやらそれは正解だったようだ。 全然知らなかったのだがアヴィニョンの町はその日演劇フェスティバルをやっていて、 いたるところで大道芸や、行進芸?、演劇、フラメンコだとが行われていた。 しかもすべてただ、町は華やかなムードに包まれまさにお祭り、でもバカ騒ぎではない 文化的な華やかなお祭りムードという感じだった。 広場のようなところに行ったら人だかりが出来ていた、近づくと可愛らしい少女がいろいろな芸を披露しながら演劇を演じている。 すごく芸達者で人々がその少女にひき付けられている。 エキゾチックな雰囲気の目がクリクリした、テレビ的にいうと謎のエキゾチック美少女!ともいうべきか、技もすごいが、表情がめまぐるしく変わり、人をひきつけていく。 その劇が終わると、人々が次々とお金を彼女が置いた帽子の上におとしていく、それと同時に彼女に人々が群がっていくが、彼女はどうやらフランス人ではないようだ。 まさに謎の美少女!とかいいながら町のいろいろなところで行われているパフォーマンスをみて歩き、やはりプロバンスの何ともいえない懐かしいような、こう何かいいなーと 心からため息が出そうな街並み風景に満足し、町をブラブラ歩く。 アヴィニョンもそこまで大きな町ではないので、ひととおり周り まだ時間があったので、マルセイユも行ってみることにした。 マルセイユはまったく雰囲気が変わり、ちょっとガラの悪い港町という印象。 久しぶりに歩いていると緊張感が少しある、港はきれいでサンフランシスコのような感じで良いのだが、どうもここには長居したくないような感じがした。 マルセイユには合計1時間ちょっとしかいなくアルルに戻った。 明日アルルを出るので最後にまたゆっくりと町を周った。 もう少し長く滞在すればもっとこの町と仲良くできる気がするのだが、旅人はいざ進む ローマを目指して! 「アルルいつか戻ってくるぜ―、待ってておくれー」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.05.08 10:59:50
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