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ドゥマゲテ(ドマゲッティ)の海を潜る、自然を堪能する、楽しく暮らす

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2011.03.02
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ベトナムの元旦の朝はすがすがしかった、しかし忙しかった。
宿の近くにある小さな市場へ行き朝食を食べる
前日に行き、ベトナムのお好み焼き風のバインセオの食べ方を教えてくれた女の子がいない、野菜で来るんで食べるらしく、そのまま食べようとしたら違うわとすかさず身振り手振りで教えてくれ、一つ作ってくれた。
すごく優しいのだが、どこか強引で力強いベトナム人女性はこうやって育まれていくのかーと何だかポーと感心しながら見ていた。

急いで宿に戻り荷物を取って、ベンチェー行きのバス停へ
ベンチェーの友達に電話でチケットを取ってもらい、住所だけ教えてもらい
タクシーで目的地へ向かう
が、タクシーの運ちゃんここだよと指したところはバス停ではない?
着いた瞬間に荷物を持って行かれ唖然としているとしだいに状況が飲み越えた
プライベートバンの会社でベンチェー行きを行っているらしい。
しかし100パーセントベトナム人だらけ! 受付のお姉ちゃん英語で話しかけても
キョトンとするばかり、まるで宇宙のどこかの星の言葉を聞いているような
むなしい沈黙と、目が点になっているお姉ちゃんの顔
ふとお姉ちゃん何かひらめいたらしく、奥にいる男性を呼んだ
お!彼は英語が話せるのだなと思っていると何故か懐かしい言葉の響きが
日本語だ! 昔日本で働いていたらしく日本語で説明してくれた。
助かった!! 彼と握手で別れサイゴンを出発

だが、100パーセントベトナム人、共用語はベトナム語のみの状況は変わらず
どこで降りるのかもよくわからない
さーてここからベトナムの旅は本格的にそしてディープになっていくのだなーと
半ば開きなおり、本当にディープな旅がはじまった。

いきなり途中で車は止まり、どうやら違う車に移れと行っている
あれベンチェー行くじゃなかったのかな?と思いつつ
まあ何とかなるかと小さな車に移る、
後部座席に僕と10代後半ぐらいの女の子、助手席に20代前半くらいの女の子と
運転手を乗せた、一見男女二組のペアーでキャンプにでも行くかーだが、
そんなワイワイガヤガヤ的なムードはなく、隣の女の子は変な異邦人が隣にいる
という緊張感がありありで、異邦人は異邦人でどこに連れて行かれてしまうかで
内心ドキドキしている。

途中隣の女の子が降り、だいぶ走ったところで
運転手が何やら話しかけてきたが、僕には短い歌にしか聞こえなかった。
しばらくしてからどうやら、この車は友達の家まで送ってくれるらしく
携帯のメールで送ってもらったここで降りたら良いという場所を見せたのだが、ベトナム語風表記ではなかったので運転手がわからず
まごまごしていると彼は機転をきかせてくれ、そのメールから友達の電話番号を検索し、
彼の電話で友達に話をしてくれた。
彼は満面の笑みでOKサインを出し車は迷いもなく走りはじめた。
やっとのことで、友達と合流でき
運転手のお兄さんもすがすがしい笑顔で去っていった。

友達と言っても初対面だし、雑誌を見てメールをくれた人が今ベルギーにいて
彼が出発直前に私の妹だからと紹介してくれた人で
お互いに全然知らない、なのによく家に泊めてくれるものだと思った。
母親と姉の息子の7歳の男のことの3人暮らし
二部屋しかない寝室の一部屋を僕のためにあけてくれ、3人は一つの部屋で寝ることになってしまった。
お母さんも、甥も英語がまったくわからなく、しかしそんなことはあまり気にもとめずに
ベトナム語で普通に話しかけてきてくれる。

荷物を置き、少し休んだらおばあちゃんの家に行くというので
バイクのけつにまたがり出発した。
すぐ近くと思っていたらけっこう遠いらしく20分走り途中で朝御飯を食べ
また走り出す。 これがなかなか遠い
途中までは大きな道路を走っていたが、だんだん道が細くなりしまいには
デコボコ道、そしてさらに奥地に入り、ベトナム戦争の時の映像に良く出てくる
メコンの支流のそのまた小さな流れの中のヤシの木と、パパイヤの木やマンゴーの木や
ドリアンやらなんやらのまさにベトナムの正しい田舎といわんばかりの
奥地へ来てしまった。 どこまで行くねーん!と心の中で叫んでいると
やっと目的地に着いたらしい。
南ベトナムの正月でよく見る黄色い花が庭中にあり、その他色とりどりの花々や、
パパイヤ、ドリアンの木などがあり、鶏が遊び、犬がだるそうに地べたに
寝そべっている
すぐわきを小川がゆうゆうと流れている
いやーこれぞ僕が求めていたベトナムの田舎!
あの喧騒と発展とバイクと人とが入り乱れてごちゃごちゃになりカオスを形成しているサイゴンから、一気にタイムスリップしたかのようにここまで来てしまったのかーと
一瞬呆然とした。

今日は2月3日ベトナムの元旦。 日本の昔の正月のように里帰りをし、
親戚の家家を周り、無事であることをお互いに確認し、普段着のままの経済成長の真っ只中にある忙しい現実を一時忘れ、ゆっくりとした昔のままのベトナム的田舎時間を過ごす。
まあお茶でも飲みなさい、まあお菓子でも食べなさい、まあこれでも召しあがりなさいと
はじまり、日本と同じようにお年玉をもらい
昼間からお酒を飲み、疲れたら寝て、また起きて食べ、飲み
みんなでゆっくりまったりと過ごす
正しいベトナムの正月がこうやってはじまろうとしている
さらにさらにディープな世界へ僕は踏み込もうとしていた。









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最終更新日  2011.03.02 10:43:02
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