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ドゥマゲテ(ドマゲッティ)の海を潜る、自然を堪能する、楽しく暮らす

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2012.03.03
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カテゴリ:カリブ海
いつも思うことなのだが、アメリカ系の航空会社は何を効率的と考えているのか?
チェックインを例のごとくやたらややっこしく時間が余計にかかる、結局は頻繁にエラーになり従業員が余計にかけつけるチェックイン専用マシーンでなんとかチェックインを済ませ。
荷物のチェックインは別カウンターでちゃんと一人か二人ついてやるんかい!
じゃあ最初から全部そおせえーー!!とつっこみたくなる時間が二倍かかる
チェックインの一連の作業をイライラしながら終えて飛行機に搭乗した。

世界で一番利用者が多いと言われているアメリカ航空はどんなものなのか?
期待を抱く前にことごとく失望させられる。 搭乗してすぐにフライトアテンダントが
男女ともかなりの高齢、つまりおじいちゃんおばあちゃんばかりなのである。
そして、昔はスリムで採用試験のようなものも受かったみたいだが、今は関係ないも――ンといわんばかりの体系の方々ばかりなのである。
そして追い打ちをかけるように、機内アナウンスを話す人が、おいおい大丈夫かこのばあ様は!途中で死んじゃうんじゃないかと思うほどのしわがれ声でのアナウンス、そして不気味な間、この人たちこそこれから12時間ほどのフライトに耐えられるのか?
それよりもいざとなったら人を助けたり、的確な指示を送れるのか?この飛行機でだけは死にたくないぞと本気で思った。

案の上その素晴らしい体系の方々は、通路側に座っていると非常によくぶつかってこられる。これが若かったら少しはましなのだが?
謝りもしないのは向こうがもうなれっこってことなのかな?
イア―フォンはかなり粗末なもので途中見事に耳にあたり部分が真っ二つに分裂してしまわれるし、接触が悪く、接続部分をしっかりおさえながらかつコードをまっすぐに保っていないと音がよく聞こえないし、なかなかてごわい。
しかもこの手ごわいお方が、なんと2ドルで売られている。
次のフライトでそれが使えるようにという意味がわからない宣伝文句をつけて。

機内食はいまだにこんなものを出しているのか?と疑いたくなるような、今の機内食が昔に比べて充実してきた傾向を根本から打ち壊すようなひどい、ひどすぎるものだった。
酒類はワインすらどこかに隠して持っているし、酒は飲んでくれるな!と言わんばかりのオーラが満ち満ちていて、周りを見渡しても誰も酒類を飲んでいない
フライトアテンダント様方は、年齢が異常に高くすばらしい体系なだけでなく、やたらと怖いのである。

これは経営破たんをするのも無理はないなー、ローコストキャリアー(LCC)
がどんどん出てきて、航空業界全体に大きな変化がおとずれているのに、
いままでの航空会社がLCCに対抗するためには、サービスの質や量を増やしたり、
圧倒的な差別化をはかり、何故高い運賃を払ってまでもそれに乗りたいのかという
大きな付加価値をつけていかないとダメな時代なのに。
高級ホテルのように高級ファイブスター航空会社みたいなのが現れてすべてエグゼクティブな対応をしてくれる方がよっぽどこれから受けると思うのに、
アメリカン航空は本当にちゅうと半端でかつ恐ろしくけち
まあある意味、すべてがひどすぎる、なかなかひどすぎて忘れないという青汁的な?
宣伝効果もあるといえるが。
少なくとも僕と母はこんな会社潰れてしまえー、ばーかばーかと言い続けた。

実は出発数日前に高熱を出してしまい、39度を超える熱がずっと続き
意識朦朧のまま荷づくりをし、顔面蒼白でバスに乗り途中で降りたいと何度も思ったが
空港にすらまだ着いていないのにこの旅は終わりかと思うと寂しすぎるとぐっとこらえた。
12時間のフライト中も具合は悪く、だが現金なことに、ダラスに着いた時は体調が良くなってきて、食欲まで出てきた。
これからの旅を思うとワクワク感の方がまさり熱が吹っ飛んでしまう。


さらにダラスから4時間、この旅最初の国コスタリカの首都サンホセに着いた。
サンホセは標高1000Mを超える高地にあるので、常夏の国とはいえ、気温が年中夏の軽井沢くらいで朝晩はなかなか寒く、天気が何故だかいつも悪く、
具合が悪い僕にはなんだよーとがっかりさせられる気候だった。
到着したのがもう夜だったので、予約しておいたホテルにタクシーで直行した。
が、アメリカン航空の怨念か予約したホテルに着くと、確保しておいた部屋がある棟が今問題がありそこの棟の人達がみんな他のホテルに移ってもらっているという、
そこまでのタクシー代から何から何までこっちがもつから今すぐ移ってくれとのこと、しょうがなく移ったが、本当に本当だったのかな?と疑いたくなるくらいホテルのレベルがどうみてもさきほどより低い。
このホテル音が素晴らしく筒抜けで、夜中どこかの部屋でどんちゃん騒ぎがあり起こされるというおまけつきだった。 

しょっぱなからなかなか厳しいなこの旅と思っていたが、まったく考えが甘かった。
アメリカン航空の怨念か?はたまたこれがコスタリカでは当たり前なのか?
ただ運が悪いだけなのか?
度重なるトラブルと、厳しさはこれからどんどんエスカレートしていく、大丈夫か?
五十嵐家! 具合が戻っていない僕と52歳の母の過酷な旅はまだはじまってもいなかった。

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最終更新日  2012.03.03 12:14:11
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