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ドゥマゲテ(ドマゲッティ)の海を潜る、自然を堪能する、楽しく暮らす

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2012.03.10
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カテゴリ:カリブ海
今日はついにコスタリカのメインイベントずっと行きたかった、コルコバード国立公園へ乗り込む。 体調はもう万全だが、眠い。
朝5時起き朝食を食べて6時半にボートのお迎えが来る。

スピードボートで約1時間半なかなか遠い。
海は少しうねっていて、ぎゅうぎゅう詰めのスピードボートは不規則に跳ねて腰とおしりが痛くなる。
が、そこは野生の王国コスタリカ、まだジャングルに入ってないが広い広い海の真っ只中だが、イルカが次々と現れ、しまいには親子クジラまで現れる。親子クジラのジャンプ&スパイホップまで見られコスタリカは何でもいるんだなとあっけにとられる。

国立公園に到着し、何組かのグループに分かれお弁当と水を各自渡され
出発。 まずはレンジャーステーションに立ち寄り各自手続きをしないといけないらしい。
海岸線の砂浜をテクテクとみんなで歩く
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歩きながら、ガイドからこれからジャングルに入っていく注意点や、動物が逃げないように物音をたてないでそっと歩くこと、歩き方の注意点などのレクチャーをうける。
何度もしつこいようだがここは動物の楽園。 ただレンジャーステーションに向かうこの砂浜でも動物はいるらしく、砂浜に動物の足跡が。
1479647_1554766631_168large.jpg

ふとガイドがこれはタピアだ! と言い一同おーーーと歓声をあげたが、
タピアってなんだ?と首を振る僕ら、
そのままガイドがついてこい!あまり物音をたてないようにと言い、森の方の茂みに木を避けながら突っ込んで行く
獣臭がするがなんだなんだ? あれ!とガイドが指を指すがしばらく何のことかわからない。 暗がりにいるのは大きな黒い物体。 
おーーーわかった!  バクだーーー。でかいな。それにしてもバクって本当に夢を食べるのかな?という疑問が頭に浮かぶ。
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再び海岸線を歩く。 おーこれは俺にもわかる足跡だぞ!
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猫だ―――, ひろしだーーー
日本語がわかったのか?「これはオセロットだ」とガイド。
オセロット?  ひょうとジャガ―の中間のようなやつだが(ひょうとジャガーは同じか?)
ネコ科だからネコにはかわらないぞ!とブツブツ日本語で言いながら歩く。
 
それにしてもどこにいても本当に様々な動物が見られる。
ガイドがいきなり何もない方向に強力スコープをかまえはじめて
ほら見てみなと。 え? ワニ?
なんと海の中にワニが、さっき来た時のボートから落ちなくてよかったーと
いまさらながら恐ろしくなる。

レンジャーステーションに行きトイレ休憩と名前や国籍などの情報を記入し、いよいよジャングルの中へ!
しかしあなどってはいけない、レンジャーステーションの裏手にはクモの巣があり
いっぱいクモが、なんだよただのクモじゃんと思ったが。
これはあのタランチュランと同じように猛毒を持っているクモです。とガイドがしらーと言う。 ってそこら中にクモの巣はっているじゃんかよ!!
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レンジャーステーションの裏手の屋根の上にはこんな見たこともない鳥が
タイガーヘレン 普通にいるがけっこう珍しいよう、みなさんラッキーですねーをガイドが連発。
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数歩歩くと、ガイドがスコープをかまえる今度はなんじゃ?
クモザルの家族、しかも赤ちゃんまで連れている
背中にしがみついている赤ちゃんが何とも可愛らしい。
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まだジャングルに入っていってもいないのにこの素晴らしさ!
ついについにジャングルに突入します。 アムロ行きまーす!!
入ってしばらくすると、急に周りからするどい獣臭がどこからともなく漂ってきた。
ふと、枯れ葉を踏みつぶしながら歩く足音がどこからともなく、近づいてきた。一瞬にしてその音に囲まれ、え?と呆然としていると、ペッコリ―の群れだ!とガイド。
ペッコリ―?とまたしても何のことかわからなかったが、その姿をみたら明らかだった。
10匹ほどのペッコリ―があまりこちらのことは気にする様子もなく近づいてきて、
地面に鼻をこすりつけながらエサを探しすぐ脇を通り過ぎて行く。
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一瞬の出来事にあっけにとられ、獣臭は消えて行き、彼らはどこかに消えて行った。
ふとガイドが前方を指し、クラサオ!と叫ぶがクジャクのような大きな鳥は素早く逃げて行ってしまった。 クラサオって言うんだあいつ、日本男児のような名前だな。

ジャングルの中は静まりかえりとか書きたいところだが、海の中同様生命溢れる大自然の中では沈黙の世界というのはありえなく、そこらかしこで様々な鳥の鳴き声や、ホエザル、セミ、得体の知れない鳴き声がジャングル中に轟き、来るものを威圧する。
しばらく歩いているとそれにも慣れてきて、むしろ当然のことのようにその音が心地良くさえもなるのに人間も動物、自然の一部なのだということを実感する。

大きく素晴らしい生命をたたえているような木に出くわした。
いくつもの木がからまり共生していて、一つの大きな生命体を形成している。
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それはまさにこのような命の宝庫ジャングルの中でどうやって生きていくのかが良いのかを物語っていて、また人間の世界にもあてはまることではないかと思う。
一つのちっぽけな生命単独では生きていけないが、みんな寄り集まり支え合い大きな生命、大きな共同体として生きて行こう。
それはどこかに依存する、依存し合う集合体ではなく、
個人個人を尊重し共に歩んで行く独立した強い共同体だ。

この強い生命力みなぎるコミュニティーツリーに手をあて
その力を少しもらったような気がする。
何だか元気がでてきたぞーー!

適度にいろいろな生物が出てきて楽しめせてくれるので僕らは疲れを知らずに歩き続ける。
森の声を聞き、物音に耳を傾けながら、わずかな葉の揺らめきも見逃さずに
5感をフル活用し何かを探しながら歩き続ける、時に自分自身の声に
耳を傾けながら、いろいろな生命からパワーをもらいながら。
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次回はコルコバード国立公園後半
出会えるか幻の鳥トゥーカン、森に響き渡る声のぬしホエザル!
そして意外な出会いブルシャーク。 こうご期待!!





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最終更新日  2012.03.10 23:35:21
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