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カテゴリ:カリブ海
まだ外は真っ暗だが以外にも車がけっこう走っているサンホセの午前3時半。
タクシーを呼んでもらい空港へ向かう。 中南米ではメジャーな航空会社タカ航空に乗りエルサドルバトルの首都サンサドルバトル(相変わらずややっこしい)へ一気に飛ぶ。 当初予定していたニカラグアはあっさりと飛び越してしまいほとんど何も知らない未知の国サンサドルバトルに到着。 サンサドルバトルの空気をできるだけ吸いたかったが、あまり時間もなくすぐに乗り換え. サンサドルバトルもスペイン語でコスタリカに比べてもさらに濃いめの超ラテン系化粧で金髪の人が多いという印象。スーパーラテン人の国と勝手に認定。 飛行機に1時間半ほど乗りホンジュラスのカリブ海リゾートロアタン島に到着。 これからリゾートライフがはじまるのかーと期待に胸躍らせるわけだが、やはりそんなに僕達の旅は甘くない! 安い宿があるというエリアにタクシーで向かったが着いてみてありゃーという印象。 着いてみてというかタクシーがそれ以上先に進めなく降ろされる。 雨が多かったのか道が悲惨なほどぬかるんでいて、ほとんどの人がめんどくさいからか裸足で歩いているくらい、靴やサンダルだともうこれは悲劇だ。 しかし、五十嵐家の悲劇は続き宿が見つからない! 2日か三日泊まろうとしていた僕らだったが、「今日は大丈夫だけど明日が予約が入っていて満室なの」や、「満室なの、ごめんなさい」などけっこう人気があるらしい。 断わられた一つのホテルの姉妹ホテルが「この先奥に5分行けばあるわそこならあいているはず」とのことで向かうが、ホンマにこれが5分かい!とつっこみたくなるぐらい遠く超スーパー級ぬかるみ道を重いバックパックとダイビング器材を背負いながら進み、やっとのことで到着。 値段は一泊40ドルと今までの宿の中でも一番高く予算オーバーではあったが、部屋を見て考えが変わった。 広い!きれい!!冷蔵庫も、暖かいシャワーもベランダまであり、まさに低予算の中での最高レベル隠れ家的リゾートライフ!! さらにベランダの先にこれぞ欧米風隠れ家プライベートリゾートの決定版!とも言うべき プライベート細い桟橋にサンデッキとハンモック!!周りは当然カリブ海!! いやいやこれはさすがにテンションが上がり30のバカ息子と50を越えたおばさんが 異常なテンションでハンモックに寝転ぶ。 ああ怖ろしきカリブ海かな。 腹が減っては戦はできぬ。一行は飯を求め再びあのぬかるみの荒野へ挑んでいくのであった。 腹はペコペコ足はグチャグチャになりながらやっとたどりつき、このロアタン島名物であるらしいロブスターを何とも贅沢に食べることにした。 しかし!所詮庶民には食べれても尻尾止まり、こういうリゾートは物価がバカ高くその空気を吸ったり気分を味わうだけでも金が取られているんじゃないかと思うほどにできている。 それならと気分だけリッチにとロブスターの尻尾を食べたのである。こっちが一枚上手だったな。 ざまあみなさい。(誰もみてないけど) 明日はついに念願のカリブ海デビュー というわけで明日潜るべき良さそうなダイビングショップを探してビーチ沿いを歩く ここから見る限りイメージしていたカリビアンブルーの海の色とは違いきれいはきれいだが、ブルーが濃く僕らになじみのある太平洋の海とあまりかわらない印象。 わりと狭く歩いて周れちゃうエリアだが、その中に10軒以上のダイビングショップがひしめいている。 行ったり来たりしてやっとのことで良さそうなショップを見つけた。 気の良さそうなオーナー風の人が接客してくれ、いろいろ親切に教えてくれる。 少人数制でやっているようで、午前中は僕らいれて4人のダイバー。午後は僕らだけらしい。 よし明日はカリブ海ダイビングをプライベート気分で満喫しよう! リゾートに来たからといってのんびりしたりする僕らではない。リゾートと言っても、もともと住んでいる島民はいてその庶民が集まり街のようなものが形成されているところを是非見たいと、コクスンホールというこの島の中心地へ乗り合いバンを捕まえ一気にローカル一色に染まった。 カリブ海沿岸地域はベリーズやコスタリカなどでもそうだが、もともとはスペインやイギリスの植民地時代にアフリカから労働者として連れて来られた黒人が広まり、特にジャマイカなどのカリブ海の島々との交流もあり、海を通してさらに広まったと考えられる。 内陸部とはまったく違い、黒人文化が根付いているのでまったく様子が変わってくる。 独特な音楽がその代表的なもので、彼らはけっこう英語を話せるのだが話し方までリズムがあり、テンポも独特なもの。一気に違う国に来たという感覚に陥る。 髪型やファッションも独特で、そのカラフルで個性的なファッションが黒い肌に映え、シンプルでお金はかかっていなさそうだがすごく素敵に見える。 着飾るではなく双方の特徴を活かすという感じで見ていて気持ちが良いし、周りの風景にも溶け込んでいる、ファッションとは元来こうあるべきではないかとふとここで考える。 リゾートエリアは物価が高いのでこの街で今日の夕食と明日の朝食をゲットする。 可愛らしい少女がお母さんのお手伝いをしている。 フィリピンではカメラを子供達に向けると向こうから寄ってきたり、仲間を呼び一気にカメラにおさまりきらないほどの子供達が集まり満面の笑顔で写真をとらしてくれるが、この子はなかなかシャイでお母さんの影に隠れてしまう。 それでも手伝わなきゃと勇気を出し買った物を袋に入れ渡してくれる時に激写。 だが相当カメラを意識している。 この表情がなんともいえず可愛らしい。 リゾートエリアに戻りビールを買い込む。 これで夕食の準備は完了だ!! さっきまで薄曇りでぱっとしない天気だったが、日が差してきた。 明日は晴れるといいなー、期待が持てそうだ。 僕らのカリブ海のプライベート別荘風ホテルで明日のカリブ海初ダイビングに夢を膨らませ乾杯! やっぱりホンジュラスはこれだぜ、サルバヴィダ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.04.08 12:00:47
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