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カテゴリ:カリブ海
今日の移動はいたってスムーズ、今までと違いローカルバスを乗り継いでいくのではなく、グアテマラの旅行会社がアレンジしている車でベリーズ最大の都市ベリーズシティーまで一直線!
国境で最終目的地キ―カ―カ―までの船の割引チケットをもらいベリーズシティーの港へ、そこから船で40分ぐらい、歩いて周れる小さな島キ―カ―カ―へ。 キ―カ―カ―はメイン通りが一本あり、その両端にいろいろなお店が連なっている、ちょっとローカル色が強く、島民や長期滞在者向けなどの安い食堂やパン屋さんなどは一本入った通りに点々とある。 地球の歩き方にはバックパッカーや若者が多い場所と書いてあるが、本当のバックパッカーはこんなメジャーになってしまい、荒らされてしまっている場所に来るはずもなく、 いるのはお年寄りパッカーきどりばかり、おそらく今のベリーズのバックパッカーの最先端はプランセシアあたりだと思う。 それにしても地球の歩き方の情報はここベリーズではとことんはずれており、選んだ宿も書いてあるコメントが一つもあたっていなく、この旅で最悪なものとなってしまった。 気を取り直して明日からお世話になるダイビングショップ探しに出かける。 散々迷ったあげく、一軒のぼろいショップへ。ぼろくて汚くて、小さなショップだがどこも似たりよったりだし、受付の人がわりと親切にいろいろ話してくれるのでまさかサービスやダイビング自体は良いはずだよなーという期待をしここに決めた。 が、ここで改めてわかったことは、ダイビングショップに限らず店が汚い、ぼろいけど直していない、整理ができなく乱雑、適当すぎるというお店でろくな店はないということ。 そんなことは知らず、明日からのダイビングに胸を躍らせぼろくて暗く、狭いわが宿で早めに寝ることにする。 最初に言っておこう、ベリーズでのダイビングは想像を超えるほどひどいものだった。 海は良いのだが、何がひどいかと言うと、ガイド、サービスが最悪なのだ。 船のクル―やガイドは全員黒人。 お客さんのことなどおかまいなしの変なテンション、 俺が絶対なのだ!という変な自信とリーダーシップ発揮したがり、海の中ではタンクをこれでもか!というぐらいカンカン鳴らしうるさいことこのうえない! それにしてはまったく統率がとれていなく、お客さんはバラバラ、おかまいなしにどんどん先に行き、何があってもまったく気にしない。 が自分にとって不都合があるとタンクをやたら鳴らし続ける。 まあ言いだしたら本当にきりがなく、ベリーズファンには悪いが二度とここでダイビングするかこのぼけ!と何回叫んだことか。 とにかくガイドもクル―も超下手で自己中なのだ。(後日ダイビングショップをかえてもそれはかわらなかったし、他のダイバーやインストラクターに聞いてもひどいよねと誰もが言っていた。) まあそういうことはさておき、海は素晴らしいので紹介していきます。 まず一日目は世界で二番目に大きい世界遺産にもなっているベリーズバリアリーフのわりと近場を潜った。 ホンジュラスと比べてこの日は少し濁ってはいたが、そこはカリブ、透明度は30Mは越えている。 ポイントは二本ともほぼ同じようなポイントで潜り、ナースシャークや大きなハタ、フエダイなどがごろごろいる場所をただグルグルと周っているだけ。 ガイドなどいらなく、はたからガイドやサメ、大物は完全に無視しながらホンジュラスでは見られなかったカリブ海固有種を探す。 警戒心が強く、ちょこまかと逃げられてしまうのでなかなかぶれずに撮るのが難しいカリブ海固有種バンデッドバタフライフィッシュ。 この囚人服のような柄がけっこう目立ちます。 以前紹介した、ダンディーなグレイエンジェルフィッシュとはよく見ると違ったなんと目の周りまで黄金に輝くフレンチエンジェルフィッシュ。 グレイに黄金色の配色やうろこの部分が黄金に光るというのがなかなか斬新で、そういう斬新でゴージャスなところがフレンチと呼ばれる由縁なのかな?と勝手に想像する。 斬新といえばこいつもなかなか斬新な配色といろづかいと模様で、マヤ文明のお面や 顔のペイントなどに似ているので、マヤ君と勝手に名付けていた。 カリブの海の中の景色はだいたいこんな感じで、ハードもソフトコーラスもそこそこあるが、種類がそんなに多くなくかつあまりカラフルなものがない、単調な感じで東南アジアのように色とりどりのサンゴがばーーーと群生していてそれに圧倒されるという感じではない。 カリブ海では珍しく地味なやつを発見。 「俺なんてどうせ地味だからさー、カリブには合ってないよなー」 「どこか違う海に行こうかな」と遠い目になっているようだ。 地味でもいいんだ!周りがみんな派手でカラフルなカリブ海ではお前のような存在が 貴重なんだよ! 自分の魅力に気づけ!!と励ましてあげた。 一方でカリブの海では愛が育まれていた。 「ポークさん! フエコさん!!」 それにしても右側の魚ポークフィッシュという、ポークフィッシュってなんか可愛そう 豚魚ってあんまりだけど、まあもてているようで良かった。 しかし初めから眼中になかったこのナースシャーク、けっこう人懐っこく 特に安全停止している時にかなり近づいてくる、時には触れる距離まで近づいてくるので おとなしいサメとはいえ、でかいしけっこう怖い。 遠くからどんどん近づいてくる様はあの映画を思い出す。そしてあの音楽が流れる。 「キャーーーーー」 ダイビングの合間の休憩中にはペリカンが間近で見ることができた。 どう見てもくちばしのあたりが不自然で、魚などを食べるためとはいえ、ずっとこの口では不自由だろうに ダイビング後のビールはやっぱり何事にも勝る幸せな時。 ベリーズと言えばこのベリキン! 通常のベリキンでは何か味が薄くこれ水混ざってるんじゃないの?と思えるぐらいなので、ちょっとアルコール度数は高いがスタウトを飲んでいた。 それにしてもこのラベル、今まで行ったどの国のビールのラベルよりも圧倒的にやる気のなさを感じられ、全体的にやる気のないベリーズを物語っている。 明日はついに憧れのブルーホール! ブルーホールを含む遠出3本フルコースです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.04.19 19:48:57
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