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カテゴリ:フィリピンな日々
フィリピンの祝日に当たるホーリーウィーク中は
昨日に引き続き、何かが起こります。 祝日なので当然のことながらみんな働く気がなく、しかもホーリーなのでどこの店も閉めています。 ご飯すら普通のお店がまったく作ってくれないので 近所のいつもお世話になっているお店に無理いって作ってもらいました。 昨日いろいろ連れまわしてもらった店主はすでに出かけているらしく 「何だ今日は何もなく終わるんだな」と思っていました。 実際夜ご飯も食べれるところがないので街に出てみたのですが、街の中心のショッピングモールも大手チェーン展開しているロビンソングループのスーパーマーケットですら閉まっていて、恐るべしホーリーウィーク!少し前の日本の正月のように、いつもに比べて人が激減していてゴーストタウンとかしていました。 しかし、そこはフィリピン屈指の優良企業、フィリピン一のファーストフードチェーン店のジョリビーはこんな非常事態でもちゃんと営業を続けていました。(偉い!) レストランもほぼ閉まっているし、買い物するつもりで出来たのに、店もすべて閉まっている、ペソが残り少なく、日本円からフィリピンペソに両替するつもりで街に来たのですが、何にも開いていないので、街を散々彷徨いましたが、徒労に終わりました。 そんな無駄足に終わったゴーストタウンを徘徊する僕を救ってくれたのは、麗しき子猫ちゃん達でした。 曇りなき眼に見つめられて妙に元気をもらいました。 やはりホーリーウィークなので教会をふと 覗いてみたらすごい人手で溢れていました。 信仰の力はすごく、わけもわからぬまま元気をもらいました。 いつも人手で賑わうダウンタウンはゴーストタウンとかし、しょうがなく家に帰ったわけですが、近所の人々はやっと昨日ぐらいから心を開いてくれ、そうなったらフィリピンは毎日が楽園なのです。 招待に次ぐ招待の嵐、飲めや歌えやの宴です。 今住んでいるすぐ横の人がビールをおごってくれ飲み始めたのを筆頭に、その裏の家の友達の家で誕生日会をやっているとわけもわからず招待され ビールにラムに魚の刺身に豚にさっき潰してきたばかりの鶏にと振る舞われ、申し訳ないのでできるだけ場を盛り上げようと現地の冗談をかまし、場を盛り上げる。 日本についていろいろ質問され、現地の言葉で冗談交じりに答えていると、気に入られてやっとのことで名前を聞かれたり、どこに住んでいるのかと個人的な質問になる(フレンドリーに見えて結構保守的であり、なかなか信用してもらえない部分がある) セブに比べてもドゥマゲッティーはさらに保守的なので、そのスタイルに合わせられるように徐々になってきた自分に合わせて周りの人達も心を開いてくれるようになってきた。 男だけの飲みの空間にあって、男衆の中にあり男として気に入られるのはなかなか至難の業だが、その場に合った礼儀と義理人情の精神、そしてユーモアとその場に合った下ネタがフィリピンのこういう場では必要なのである。 「また飲みに来いよ!」 「お前の家の裏に俺たちの家はあるからいつでも来いよ!」 「またいつでも一緒に飲もうな!」などなど一人一人いいおっさん達に声をかけられ、一人一人握手して帰る俺 こうなれば気に入られた証拠であり、近所の仲間として認められてきたので 義理人情、身内には手を出さない、村社会、知っているもの同士の暗黙の了解が未だ存在するフィリピンの伝統的な社会において、こういう近所付き合いは何よりも大切なことであり、死活問題なのである。 なかなか大変なことではあるが、酒好きにしてみればタダ酒が飲めてかつ 楽しいので何よりも楽しいみながらやっていることである お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.04.20 07:46:20
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